ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・清水エスパルス- 川崎フロンターレ

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8月11日、IAIスタジアム日本平で清水戦を観戦。

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(陽が沈みゆく真夏のアイスタ)

真夏の日本平、勝ち負け関係なく昔から好きな風景です。

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(親切・コミカルを兼ね備えた素敵なこパルと再会)

試合前は局地的な雨風に巻き込まれましたが、試合は良い天候で迎えることができて良かったです。

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(ハーフタイムの花火。今年初かも)

試合は、悠様と大島君のゴールで勝利。試合を振り返って感じたことは以下の通りです。

◯ 苦手タイプとの対戦

月刊footballista (フットボリスタ) 2018年 03月号 [雑誌]

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昨季のプレミアリーグは、グアルディオラ監督の志向する技術を駆使した独特のサッカースタイルが結実したマンチェスター・シティが独走して優勝しましたが、クロップ監督率いるリバプールに苦しめられました。理由は1つでは無いと思いますが、ポゼッション志向のシティのサッカーに対し、ゲーゲンプレッシングと高速カウンターを武器とするリバプールのスタイルの相性が良いことも挙げられると思います。

前置きが長くなりましたが、こうした現象は明確なサッカースタイルを持つチームが故に発生するものであると思います。レベルは違うと思いますが、フロンターレも、自らのスタイルを積み上げていく中で、苦手なスタイルというのも表出してきました。

例えば、風間前監督時代であれば、ビルドアップの脆弱性を突くハイプレスとショートカウンターを得意とする尹晶煥監督時代の鳥栖さん、スペースを徹底的に埋める森保監督時代の広島さんなどがそうであったと思います。

そして、この日対戦した清水さんも、川崎の苦手要素を兼ね備えた手強い相手でした。ヨンソン監督は、陣形を崩すことなく各選手が連動した組織的な守備を浸透させ、スピードとテクニックのあるドゥグラス選手を加えたことでロングカウンターの迫力を増した攻撃面は大きな脅威となりました。

ミス絡みではないショートカウンターについては、即時奪回のプレスである程度防げるものの、ドゥグラス選手やデューク選手を走られせ、ディフェンスの背後を突くロングカウンターは、足の速い谷口・車屋両選手でもギリギリの攻防になりました。

それだけに、ドゥグラス選手の途中交代は、同点とされた清水さんには痛かったと思いますし、残っていれば勝ち越し後のフロンターレも終盤まで守りきれたか不安なところです。この試合で感じた脅威とインパクトは、そのまま広島さんのパトリック選手にも置き換えることが出来ると思います。経験を糧に、苦手要素に屈することなく戦えていければと思います。

大島僚太が見せた決意の一撃

臨場感抜群のアイスタ1階から見た大島君のゴールの場面は、光学迷彩解除したかのようにゴール前に大島君が突然現れてシュートを決めたようにしか見えませんでした。それほどまでに意外性のあるゴールであったと思います。

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(パインを受け取る悠様&大島君)

ただし、この日のゴールの布石として、中断明けの大島君の一連のプレーが挙げられると思います。W杯から戻った彼のプレーは、従前の試合を組み立てるだけではなく、より直接得点に絡むような決定的なプレーをしようとする強い意志が見て取れました。

果敢なドリブル突破、ミドルシュートであったり、今までに年数回見れれば良いレベルのプレーが明らかに増えていました。この日のシュートに込められた思いこそ、彼の今と未来に向けた強い決意なのではないかと思いました。

少し前の観戦記でも書きましたが、対策をされる中で新たな得点の形としても、大島君の得点に対する意識は生かしていきたいところ。彼のさらなる成長を、チームの成長に繋げていきたいところです。

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以上です。1試合1試合が大切な勝負であり、課題と向き合い成長するための刺激です。まだまだ強くなれる、そう信じて応援していきたいと思います。

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