8月1日、埼スタで浦和戦を観戦。
(スタジアムまでの長い道のりは企業戦士たちを応援者に変える)
中断明け、平日ナイターからはじまる夏の過密日程。観戦者も含めてタフにならねばという強い気持ち・強い愛(オザケン風)
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2018年8月1日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第19節
🆚 浦和vs川崎F
🔢 1-0
⌚️ 7分
⚽️ 興梠 慎三(浦和)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/89lI6PL02O
試合は興梠選手の先制点、ファブリシオ選手のPKで2得点を奪った浦和さんの勝利。試合を通じて感じたことは以下の点です。
◯ 勝利を引き寄せるために
(夜でも暑さは感じるコンディション。選手たちのハードワークには頭が下がる)
夏場の連戦。観戦者として、プロサッカーリーグの公式戦=興行という観点は忘れてはおりませんが、試合内容に拘るには酷すぎる環境であることは勝敗を抜きにして強く主張したい。
前置きは長くなりましたが、こうした環境下において自軍の勝利を引き寄せるためには、自軍の勝ちパターン、あるいは有利な展開を作れるのかが鍵になると考えていました。
この点において、前半早々の失点で湘南戦の中止に伴う体力的なアドバンテージを生かし、我慢比べに持ち込めなかったのは痛かったです。
特に、浦和さんは自陣深くに厚みのあるブロックを形成し、そこからロングカウンターを起点に攻撃するというアプローチを採用しておりますので、先制点を奪えば、その前提を崩すことが出来ると考えていました。
リードを奪った浦和さんの後半の戦い方を見ると、攻め込まれたものの、徐々に「ボールは持たせても、ゴール前の最後のところを潰す」という方向に意思統一が図られていたと思います。終盤のフロンターレの雑な攻撃は、自陣で構える守備に舵を切った浦和さんにとって守りやすかったと思います。そして、フロンターレは焦りと綻びを突かれるかたちで単騎突破を許し、最後に追加点を奪われてしまいました。
終わってみれば、浦和のオリベイラ監督のプラン通りに進められてしまったなと強く感じる試合であったと思います。
◯ 求められるケミストリー
早々の失点、そして勝ち切ることに余念のない指揮官が率いるチーム相手に追いかける展開を余儀なくされたことにより、変化を与えるための攻撃アプローチが課題として浮かび上がったと思います。ラルフ、知念両選手の投入はリード時と同じ意図で投入されたと思います。もちろん良い部分も多くありましたが、攻撃のアクセントになれたかと言えば微妙なところ。相手の自由を奪うために「押し込む」ことと、得点を奪うための「パワープレー」は似て非なるものなのだと強く感じました。
また、斎藤学選手は、オフザボール時はライン側に位置し、ダイアゴナルランでゴールに走り込みながらボールを受けようとする動きを見せましたが、そのかたちを見せることが出来ず。やはり、オリベイラ監督が締めモードで自陣の人垣を強固にする前に使いたかった気もしますが、攻勢時のリズムも良かっただけに、なかなか難しい判断。中断前よりも意図的な攻撃の型を見せてくれただけに、この点は継続して取り組んで欲しいと思いました。
以上です。連戦の中で勝ち切られてしまった試合でした。しかし、チームとして限界値に達しているのかといえば、試行錯誤は続けながらも種は蒔かれている状態。芽を伸ばせるか、枯れてしまうのか、8月の戦いがフロンターレを左右するのではないかと。まだまだ!