ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・ 北海道コンサドーレ札幌 - 川崎フロンターレ

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7月18日、連続休暇を取得して厚別陸上競技場で札幌戦を観戦。

2ヶ月ぶりのリーグ戦となった試合は、エウソンと悠様のゴールで白星発進。試合を通じて感じたことは以下の点です。

 ◯ 水戸の120分を糧にして

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試合運びとしては、アディショナルタイムに残念な失点はありましたが、札幌さんの迫力のある攻撃に対して粘り強く対応できたことは良かったと思います。

ゲーム記録・速報 - 2018/J1リーグ 第16節 vs.北海道コンサドーレ札幌 | KAWASAKI FRONTALE

札幌・ペドロヴィッチ監督のコメントにもある通り、札幌さんは攻守にアグレッシブなアプローチで川崎ゴールに迫ってきました。長い距離のパスを駆使した縦に速い攻撃、ジェイ・都倉両選手を生かしたロングボールで押し込む形を作るなど、決定機を何度も作られました。

しかしながら、谷口・ 奈良両選手を中心に最後の寄せ、シュートブロック、ソンリョン選手の好セーブで凌ぐことができました。

その意味では、前週の水戸さんとの天皇杯の経験が生きたと思います。引き続き、ボランチとCBのスペースを使われしまった点、プレスの仕掛けた後の対応、個々の選手・チームとしても詰められる部分は多くあると思いますが、少しずつ改善することで勝ちきれるチームに仕上げて欲しいところです。

◯ ミシャ札幌の「冒険」の地図を読み解く

今季初対戦の札幌さん。ペドロヴィッチ監督が就任されたことで昨季までの堅守速攻にミシャ式を融合する意図は伝わりました。特に広島・浦和にはなかった「高さ」を生かしたクロス攻撃と組合せは脅威に感じました。そうした形を作るためのパスやクロスの速さはJトップクラスではないかと。非常に強いボールを蹴られていたのが見ていてよくわかりました。

課題としては、自陣からのビルドアップの精度ではないかと。特にGKが最初の起点になるようなボールを出せるとさらに攻撃のテンポが上がると思いますし、相手の第1プレッシャーラインが自陣深くに設定された場合の回避策にもなるのではないかと。

個人的に攻撃で印象に残ったのは、前半に何度か見せたエウソンから奪ったボールをゴール前に運んだ場面。上手く繋げられてしまったのは、ハーフスペースの位置にチャナティップや福森がいるのですよね。あの辺はミシャ監督が仕込んでるのかしら。前半は超攻撃的プレッシングからのショートカウンターが怖かった。

成熟とともに、さらなる進化を予想されるチームだと思いますので、次回対戦も楽ではないでしょう。

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以上です。首位を追いかける立場として、1つ1つの試合に全力を尽くして。

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