ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸-川崎フロンターレ

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4月28日、ノエビアスタジアム神戸で神戸戦を観戦。

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中2日が続く過密日程のど真中(パワーホール全開)。我慢と工夫が求められます。

試合は、川崎が悠様の劇的な勝ち越し弾で接戦をモノにしました。試合を通じて感じたことは以下の通りです。
◯ 苦闘から得たモノ

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W杯を控えた今季は、例年以上に圧縮された過密日程を戦うこととなり、各チームにおいて、リソースの選択と集中が求められます。
W杯の影響は、ACLを戦う中でも強く感じており、近年のJリーグが積極的対応してきた参加チームの日程変更も限りがあり、豪州・タイのような遠方の戦いを中2日で戦うこともありました。何度も経験してきたACLですが、今年が一番キツイ日程だったと感じています。
鬼木監督は、今季の過密日程を踏まえ、昨季以上にコンディションを考慮した部分的ターンオーバーを実施してきました。昨季のコアメンバーを見れば「川崎の37歳」憲剛さん、怪我等の合流の遅れで本調子とは言い難いブラジル人選手、昨年末のE-1・欧州遠征に参加した日本代表メンバーを抱えた状態で春先の連戦を乗り切る必要があったことから、自分はベストの選択であったと考えています。
こうしたアジア戦線の苦しいやり繰りは、国内の戦いに還元されていると思います。ACLで出場機会を掴んだ知念・守田の若手がラージグルーフに入ることで、コアメンバーの不在を支え、復帰した嘉人さんも不慣れな役回りを含めて様々なタスクをこなしてくれました。そうした積み上げがあったからこそ、今の連戦の奮闘に繋げることができたと思います。
◯ 自分の型を引き出して奪ったゴール

序盤のリードを守りながら時計を進めてきた川崎でしたが、三田選手の大変素晴らしいゴラッソで追いつかれ、苦しい状況に陥りました。
後半に入り、セカンドが拾えず、攻守の切替が遅れていたのが気になっていたのですが、ウェリントン選手、藤田選手、そして渡邊選手を立て続けに投入し、チームの出力を一気に引き上げた吉田監督の狙い通りの展開に持ち込まれてしまったと思います。
そんな、チームを救ったのは「愛と勇気のストライカー」小林悠の一撃でした。前節・鳥栖戦で久々のゴールとなった悠様ですが、この日も自分の得意とする形で奪ったゴール。日本代表の欧州遠征から戻った後、負傷等で試合に出れない期間もありましたが、完全復活を印象付けるモノであったと思います。

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エースであり、キャプテンである悠様の活躍で掴んだ勝利はチームを勢いづけるものと思います。
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以上です。勝利したものの、神戸さんには同点から試合をひっくり返されてもおかしくはないほど、苦しい試合となりました。

だからこそ、勝利を掴めたことは、次に繋がる自信になると思います。連戦は続きますが、チームと気持ちを1つにして戦えればと思います。

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