ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ-セレッソ大阪

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4月11日、等々力でセレッソ大阪戦を観戦。

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試合は、知念選手の先制に成功したものの、セットプレーからの失点で逆転負け。試合を振り返って感じたことは以下の通りです。

〇 リプレイマシン

公式戦3連敗となったセレッソ戦。H&Aの相性によってスタジアム単位で勝てないケースはありますが、同じ対戦相手にココまで勝てないと、サポのレベルでも苦手意識が芽生えていまいます。リードを許した後、ゴール前を守り固められて敗戦。失点までの過程は異なりますが、同じようなパターンで敗戦を喫しています。

蔚山現代の監督を経て日本に戻ってきたユン監督は、日本代表クラスの選手を多く抱えるセレッソさんにおいても、守備意識の徹底をチーム作りのコアに置いています。

昨日の試合は、ターンオーバーで選手を入れ替えて臨んだことから、スタートから守備の重心を低く構え、柿谷選手・ヤンドンヒョン選手を走らせるロングカウンターを狙うかたちを徹底してくるなど、現実的な戦い方を選択してきたと思います。

正直、川崎にとって相性の悪いタイプだと思います。しかしながら、先日の広島戦もそうですが、昨季優勝した力を「証明」するためには、こうした相手に勝たなければならないと思います。敗戦を受け止めながら、リベンジに向けて力を付けてほしいところです。

〇 乗り越えるべき「成長痛」

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守備意識の強い相手との対戦もありますが、攻撃力を発揮しきれていない川崎。機能不全に陥っているわけではありませんが、攻撃に迫力を出せていないのは疑いのない事実だと思います。しかしながら、メンバーを入替ながら、昨季にはない新たな要素を取り入れながら戦っている状況を踏まえ、敗戦による痛みを昨季の自分達を超えるための「成長痛」であるとも考えています。

先制点を奪った知念選手のポストプレーの強さを活かしたかたちは徐々に新たな武器として実装しつつありますし、斎藤選手のサイドからの突破はコンディションの向上とともに切れ味を増すと思いますし、守田選手のマルチロールは状況に応じたオプションの幅を広げてくれると思います。

鬼木監督の特徴は、対戦相手をよく見ることだと考えています。相手を意識したプランを立てて、選手の組合せを変化させて違いを作ろうとしています。現在のアプローチは、昨季のチームには無かった要素であり、前述の証明すべき相手に対しても必要となる要素だと考えています。成長が止まった時こそ衰退の始まり。今は辛抱の時と思いながら、焦らずに一歩ずつ前に進んで欲しいと思います。

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以上です。次の試合はすぐやってくる。これ以上は引き下がれない!

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