3月18日、豊田スタジアムの試合前にナゴヤ球場に寄り道。一足先に開幕したウェスタンリーグの試合を観戦。
初めて足を運んだ球場に加えて、ウェスタンリーグも初観戦。
今回の観戦のヒントとなったのが、プロ野球のの球場メシを題材に扱った異色のグルメマンガ『球場三食』のエピソード。
(作中にも登場したナゴ球パスタ・あんかけソース。600円)
本書のエピソードと同様に、名古屋グランパス戦の時期に親子ゲームを開催していることを確認し、時間帯も考慮に入れてナゴヤドームではなくコチラを選択。
巨人ファンとしては「国民的行事」と言われた伝説の10・8決戦、96年のメイクドラマ完結の舞台となった野球史における史跡のような場所であり、モーニング娘。が5万枚のシングルを完売してメジャーデビューが決定した聖地でもある(笑)
ナゴヤ球場と言えば「世界の飲料 チェリオ」などの広告のイメージもありましたが、今は改修等が行われてシンプルな作りになっていました。自分が観戦したネット裏は非常に見やすく、一軍の試合も同時開催されている中でナゴヤ球場に駆け付けたファンの気持ちもよくわかります。
(メンバー表交換後、ファンの歓声にこたえるドラゴンズ・小笠原監督)
ドラゴンズ二軍を率いるのは小笠原道大監督。気が付けば監督3年目のガッツ監督、ファンからの歓声も聞こえるなど人気は絶大。
一方、対戦相手となるカープは、一軍級の野手の面々の中にドラフト1位・中村選手が捕手で先発。
(ルーキーながら堂々としたスタンスで力強いスイングを見せたカープ・中村選手)
彼が生まれた年にはナゴヤドームに移転していた事実を踏まえると、歴史の流れを感じてしまった。
(ドラゴンズの先発・吉見投手はイニングを重ねるごとに安定。7回無失点)
試合は、4回裏にバティスタのタイムリーエラーを機にドラゴンズが一挙に5点を奪い、吉見-山井-佐藤の3投手の完封リレーでドラゴンズが勝利。打撃では高卒2年目の石垣選手、守備では捕手で出場した佐藤選手の強肩が光った。
(難病を乗り越えたカープ・赤松の登場には両チームファンから拍手)
一方、カープは名のある選手が顔を揃えたものの、イニングを重ねるごとに安定してきた吉見を打ち崩せず。先発・福井もエラー絡みとはいえ、一気に崩れてしまった4回のピッチングを見ると一軍ローテ入りは難しそうな雰囲気。
注目された中村選手の安打、3番手の長井投手の快速球(最速152キロ)、得点圏に進んでからの代走・赤松選手の登場は好材料だったのではないでしょうか。
歴史を重ねる中で球場の風景も変化していくものだと思いますが、数々の歴史を紡いだ場所に足を運べたのは良い思い出になりました。今季も合間を見て野球観戦の幅を広げるために、様々な球場に足を運びたいと思います。