ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:天皇杯・川崎フロンターレ-柏レイソル

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10月25日、等々力で天皇杯・準々決勝を観戦。

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試合はクリスティアーノ選手のゴールで先制した柏さんが勝利。試合を通じて感じたことは以下の通りです。

◯ シュートの記憶

雨上がりの等々力に放たれたロングシュートの弾道がゴールに吸い込まれた光景を見て、最近回顧する機会が多い8年前の晴天の国立競技場の記憶が蘇ってきました。
2009年のナビスコカップ(現・YBCルヴァンカップ)決勝において試合を動かしたのは、FC東京・米本選手の素晴らしいミドルシュートでした。先制点を許した川崎は、カウンターで追加点を奪われて敗戦を喫してしまいました。自身の応援経験の中で一発勝負の怖さを身をもって体験した試合でした。
もちろん、当時とは様々な状況は異なりますが、互いに一戦必勝が続く中、日曜日の柏さんとの再戦、そしてルヴァン杯の決勝も、こういう形で失点を喫すれば、相手に守りきられてしまいます。公式戦において許される敗戦は1試合もありませんが、苦い敗戦を良薬に変えることが最善の策だと思います。
私見ですが、フロンターレの現在のサッカースタイルの原点にあるものは、09年の経験であると考えています。あの頃と今のチームが異なるのは、自分たちでボールを握り、試合を動かす力を磨いてきたことだと思います。
最近の試合では、局面の高い集中力でゴラッソで勝ち切ってきましたが、チームが今まで積み上げてきた、相手を崩しきるために必要な1つのトラップや1本のパスにこだわる原点に立ち返ってほしいと思います。

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以上です。悔しい気持ちは血は通わせるように徐々に全身に行き渡ります。しかし、チームがココで崩れてしまえば、今季積み上げたものが全てが台無しになってしまいます。全ての感情をエネルギーに変えて、残りの試合を一生懸命戦いましょう。

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