ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ-北海道コンサドーレ札幌

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昨日は等々力で札幌戦を観戦。

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(雷雨に見舞われた川崎でしたが、18000人以上の観客が駆け付けました)

試合は憲剛さんのジャスティス6号と悠様のゴールで見事勝利。試合を通じて感じたことは以下の通りです。

〇前半:川崎1-0札幌

前回の対戦時、「引いて守る」札幌さんの人垣の前に苦労しましたので、早い時間帯に川崎が先制点を挙げたのは「前に出ざるを得ない」状況を作れた点も含めて非常に大きかったと思います。

先制点の場面は、大島君が出した「小さなロブ」に唸りました。札幌の選手がフワリとした軌道のボールを見ながら走っているので、エリア外から侵入してきた家長選手は追いきれなかったと思います。

空中のスペースを活用するアプローチは欧州サッカーでも時折見られる有効な崩し方のバリエーションではありますが、出し手・受け手の双方の高い技術が求められます。大島君はもちろん、シュートまで持ち込んだ家長選手のテクニックも素晴らしかったと思います。

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(古巣との対戦となった奈良選手。スタメン再奪取後、頼もしいプレーが続く)

また、都倉・ジェイのツインタワーへの守備対応も良かったと思います。奈良・谷口両選手を中心に、車屋先生はサイドに流れた都倉選手に仕事をさせず、ゴール前でキープを図った場面では中盤の選手も加勢して止めるなど、鬼木監督の言葉を借りれば「吸収」できていたと思います。

〇後半:川崎2-1札幌

札幌さんにも何度か決定機が生まれてきただけに追加点が喉から手が出るほど欲しかったのですが、決定機をなかなか決められず。憲剛さんが試合後のインタビューで述べていたとおり、前後半を通じてシュートの精度は要改善ではないかと。

決めきれず、耐える展開が続いた中で悠様のゴールは素晴らしかった。途中投入のノボリの見事なサイド突破も非常に良かったのですが、上手く合わせて決めたキャプテンの一撃は熱かったです。

ただし、その後は苦しい展開が続きました、残り時間とミス絡みとはいえ、失点により札幌さんが息を吹き返してしまい、一番避けたかったFKの機会をファウルで多く作ってしまいました。最後の10分間の試合運びをどのように進めていくのか。鬼木監督としては、あまり守勢に入らない点を強調しているかもしれませんが、大切な試合が続く今後を見据えて改善してほしいところです。

以上です。大事な鹿島戦を勝ったからこそ、リーグ戦中断前の2試合が非常に大事だと思っていたので結果は残せたことはよかったと思います。しかしながら、コレからカップ戦を含めて連戦が続きますので、気を引き締めて。力強く。

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