ジョセフHCの就任後、2度目のテストマッチ期間を迎えた新生ジャパン。アイルランド代表との第1戦は完敗を喫しただけに、雪辱を果たしたいところ。
◯ 前半:日本 8-28 アイルランド
主力級を英国代表・ブリティッシュライオンズに参加してる今回のアイルランド代表ですが、攻守ともにジャパンを圧倒。松島選手のトライだけが救い。
ジョセフHCが志向するハイパントキックを活かす戦術を、アイルランド代表が見事に駆使しており、理想と現実を垣間見たような気もします。
◯ 後半:日本 13-35 アイルランド
堀江、稲垣、田中フミを投入し、ジャパンが盛り返す。
開始早々のトライはTMOで無効になったものの、山田選手のトライで会場のボルテージは高まる。
しかし、その後はアイルランド代表の反転攻勢に押し込まれて5トライを奪われる。フルメンバーではない相手からも世界の壁が非常に高いことを感じました。
ジャパンもサンウルブズも共通すると思いますが、やはり格上の相手に接戦に持ち込むような粘りを見せる展開に持ち込まないと厳しいと感じさせる試合。
フィジカルの強度を確保し、相手の圧力を受けた状態でのプレーの確実性を高めないと難しいですね。全てにおいて大きな差があるとは思いませんが、課題は非常に多いと思います。
W杯の自国開催の千載一遇のチャンスを活かせるか否か、日本ラグビーのライン上の踏ん張りが求められます。頑張れ!