昨日は、とどろきアリーナで川崎ブレイブサンダースのホームゲームを観戦。
横須賀、平塚を舞台に激闘を繰り返してきたサンダースにとっては、今節は久々の等々力での試合となりました。
1.攻撃力のぶつかり合い
地区を超えた交流戦も終盤戦を迎えた今節の相手は、交流戦においては各地区の上位チームを破る実績を持つ京都ハンナリーズ。
試合は、ハイペースに得点を積み上げる展開となりました。
前半は、1Qにファジーカス選手、篠山選手等の得点で川崎がリードを広げたものの、2Qは京都さんに押し込まれて一時的に逆転を許すなど、前半残り2分までは両チームの「つばぜり合い」が続きました。
どちらに転んでもおかしくはない試合展開の中で川崎に流れを引き寄せたのは、大黒柱・ファジーカス選手でした。インサイドを固める京都さんの守備を、文字通り「こじ開ける」難しい体勢からのシュート等で得点を重ね、前半終了にはブザービーターのスリーポイントを決めたことでリードを10点に広げられたのも大きかったです。
後半は、川崎が突き放しながらも、京都の攻撃を止めきれずに追い上げを受ける展開。
特に、3人の外国籍選手を中心とするインサイドからの得点を簡単に許すなど、点差はあったものの最後までケアできなかった印象。
その意味では、2本のスリーポイントを含む12得点を奪う活躍(全体では18得点)を見せた藤井選手をはじめ、この日の川崎のシュート精度の高さで得点を積み上げることができたのが大きかったと思います。
最終的には100点ゲームを達成し、激戦を経て連勝を伸ばすことができました。
2.地域への「深化」を目指す「KAWASAKI HEART」
先月末、川崎ブレイブサンダースでは「KAWASAKI HEART」というステートメントコピーを発表しました。
川崎ブレイブサンダースでは、クラブのビジョンをより一層推進するべく、ステートメントコピー「KAWASAKI HEART」を決定しました❤️https://t.co/YwUUWNYOIH pic.twitter.com/wIFkcbRIHr
— 川崎ブレイブサンダース (@brave_thunders) 2017年2月24日
当初より目標として掲げていた「Bリーグ初代王者に」をサブに置き、川崎市民と一体となったクラブを目指すビジョンを強く推し進める決意が込められたコピーは、昨日の試合でも前面に押し出されていました。
おそらくシーズンを重ねても継続して利用されるコピーだと思いますし、バスケットを通じて地域に貢献を果たし、地域に強く愛される存在になることを目指す強い思いを感じる、素晴らしい取組だと思います。クラブの強い思いを受け取り、川崎に暮らすスポーツファンとして応援していきたいと思います。
交流戦のラストを飾る次節は、西地区首位を走る三河との試合。激戦必至のカードではありますが、熱きハートを胸にサンダースの頂点を目指す戦いをサポートできればと思います。