昨日は、味の素スタジアムでブラウブリッツ秋田さんの今季最後の関東アウェイゲームを観戦。
(試合開始前、円陣を組む両チーム)
縁がありまして秋田さんの試合は2年前から足を運んでおりまして、何とか今年もリーグ戦の観戦ができて良かったです。
試合は、前・後半ともに立ち上がりは秋田が攻勢を仕掛け、時間の経過とともにFC東京が盛り返す展開。秋田はポストの好守に阻まれる等の惜しい決定機を作っておりましたが、終盤に混戦を水沼選手のゴールが決勝点となりFC東京U-23が勝利。
先日の天皇杯・川崎戦を見ていても感じた部分ですが、ピッチ上の秋田さんの走力が量と質ともに昨季よりペースアップしていたことを実感しました。
例えば、後半20~30分台の時間帯も自陣に下がるのではなく、前に出てボールを奪いにいけたのも運動量が落ちていない証拠でもあり、年間を通じて実践してきた戦い方が良くわかる部分だったと思いますし、攻撃時に秋田の前線の選手の動き出し方なども日々の練習の中で培われてきた良い流れを何度も見ることができました。
(秋田によるコーナーキックの場面)
一方、グラウンドコンディションにも少し左右された部分もあると思いますが、GKやDFからのフィード、中盤でのボール交換、あるいはアタッキングサードでのラストパスやクロスといった「ボールを動かす」精度、さらに次のプレーに至るまでの判断スピードが課題ではないかと感じました。
この点については、ホームのFC東京U-23の前線の選手たちの方が一枚上手だったかもしれません。また、小川選手のようにJ1での試合経験を積んだ選手もいれば、今後に期待される2種登録の選手もいるような選手構成の中でも、相手の攻勢に対して体を張る部分や、ボールを奪いに行く部分でもタフに戦えていたと思います。
水沼選手や復帰した石川選手の存在もあったと思いますが、前提として戦えるチームだったからこそ、最後までどうなるかわからない試合になったのではないかと思います。
(味スタに駆け付けたブラウブリッツ秋田応援マネージャー・荒川さんによる試合前のご挨拶)
スコアレスの状態が続き、どちらに転んでもおかしくはない試合だったと思います。敗戦はしたものの、まだまだ絶賛成長中であることを感じた間瀬ブラウブリッツは、本当に今後にも期待できる良いチームだと思いました。今季の観戦はラストになると思いますが、引き続き、来季もどこかで観戦できればと思います。