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ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ‐柏レイソル

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昨日は、等々力で柏レイソル戦を観戦。 

前節・浦和との激闘を制したフロンターレですが、この日は序盤から大崩れ。前半の早い時間に喫した2失点を皮切りに、今季初の5失点の完敗。試合を通じて感じたことは以下の3点です。

 1.壊れかけの試合を壊さないために

帰りの電車で「今日の川崎なら7点は取れたね(ニッコリ)」と柏サポーターが話しておりましたが、そうした言葉も納得せざるを得ない前半の試合展開だったと思います。個人的に気になったのは失点の経過です。

今季の川崎が複数失点を喫した試合のうち、「10分以内に2点」を奪われた試合は3試合目(湘南戦、福岡戦、柏戦)です。いずれのケースに共通するのは、失点後の対応で焦って前に出て逆襲を受け、得点を挙げた相手の攻勢を止めきれずに崩れてしまうパターンだったと思います。得点こそ奪われませんでしたが、平塚での湘南戦のロスタイムの場面も危なく同点に追い付かれる場面もありました。

この試合では、こうした悪い癖が2回も発生してしまいました。開始早々という嫌な時間の失点ではありましたが残り時間を考えれば大丈夫だと思いましたし、3失点目の後も「60分間で2点差ならば」という思いもありました。失点後の対応で落ち着きを取り戻しつつ、試合を壊さないためのダメージコントロールを今一度再考してほしいと思いました。

2.柏の整理された狙い+個の突破力

一方、柏については、川崎の対策内容を整理し、ピッチ上にしっかりと落とし込めていたと思いました。下平監督の手腕、ピッチ上で見事に表現をしたイレブンは素晴らしかったと思います。特に印象に残ったのは、ボールをどこで奪いにいくのかがピッチ上で共有したうえで、的確な選手間の距離を保ちながら中盤で連動したプレスがかかっていた部分です。前半の球際の競り合い自体は負けていなかったと思ったのですが、川崎の判断スピードより、相手の予測・チェックの方が早かったと感じる場面が何度もあり、この点で後手に回ったのが前半の劣勢の背景にあったのではないかと。

また、個の突破力という点では、クリスティアーノ、伊藤純也、ディエゴ・オリベリラの3選手が、前を向いたら個で攻めきる姿勢に徹しており、失点に繋がるセットプレー献上してしまったのもインパクト大。3試合ぶりの出場だった車屋選手にとって、伊藤純也選手の強烈な突破は厳しそうでした。

その意味でも、7・8月と何とか踏ん張ってきた感じですが、個々のコンディションはもちろん、攻守における組織力の向上を高いレベルで実践していくことの重要性を痛感させられた試合でした。

3.「ゴールへのルート」に対するアイディア

ネガばかりでも仕方ないので、個人的に良いと思った部分について。後半は、相手がある程度割り切っていたこともあり、攻撃の時間を多く割くことができました。ただし、例によって相手はブロックを固めて守ってきたので、崩すには大変そうだと思いました。しかし、その中でも決定機を多く作れたのは、ある程度の手応えを感じました。

私も、嘉人さんが何度も仰るとおり、縦パスを入れて中央突破するのが最短距離で理想的なのだと思っていますが、そこに対して多くの人垣が割かれている現実もたしかです。だからこそ、憲剛さんは手薄なサイドにボールを送り、そこから中へと崩していくように仕向けているのだと思います。

中央にしろ、サイドにしろ、最終的に問題となるのは「どのような攻め方をして崩すのか」が大事になると思います。この点は単調にならず、アイディアを駆使しながら攻めていたのは良かったと思います。

例えば、2点目となった場面のように、中野選手のペナ角からのハイクロスは、サイドからの単純なクロスボールよりはゴールまでの距離は近く、一方で対角にいる選手へのボールなので滞空時間も長い分で選手も追いつくことができたので、複数の選手がゴール前に雪崩れ込んで押し込むことが出来ました。中野選手はドリブルが一番の武器だと思いますが、こうしたクロス精度が非常に良い選手だと思っておりますので、心技体をしっかりと整えて、調子を上げていって欲しいです。

また、三好選手が見せたように、相手の疲労が溜まった時間帯に一気にテンポアップしてサイド突破を仕掛けるアプローチは率直に相手が嫌がるプレーそのものだと思っておりますので、どんどん見せてほしいところです。三好選手の奮闘には本当に勇気づけられました。次は勝利に繋がるゴールを見たいですね。

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献血イベントの紅一点・川崎純情小町☆の宮内桃子さんと橋本朱理さん)

以上です。他クラブの結果を受けて首位はキープしたものの、安心してはいられな大敗。「こういう試合もあるさ」と言えばそこまでですが、「こういう試合を二度と発生させない」ことが大事だと思ったりします。

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(ココが踏ん張りどころ。頑張っていきまっしょい)

立て直しは急務ですし、精度を高めていかなければ勝利することが難しい相手が続いていきます。ココが踏ん張りどころだと思って、頑張っていきたいと思います。

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