ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:高校サッカー・第94回 全国高校サッカー選手権大会(決勝戦)

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昨日は埼スタで高校サッカー選手権の決勝を観戦。埼玉に決勝の舞台に移して2年目。(アクセス的な意味で)国立に比べると気軽に行けるモノでは無くなったが、観客動員数は好調で今年は5万人を超えたとのこと。

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日テレのお気に入り演出だった「最後のロッカールーム」という残酷ショーは影を潜め、箱根駅伝のようなメディアスターの神輿を作らず、応援マネージャーや応援ソングも大会宣伝効果が乏しい中、浦和レッズや日本代表のホームゲームと遜色のない数の観客を集めるのだから素晴らしい。しばらく、(当方を含む)野生のアナリストたちの研究対象になりそうですね。

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東福岡高校が、高円宮杯U-18サッカーリーグプレミアリーグの所属チームとして初めての決勝の舞台に立つ。このような経緯を踏まえても、予選を含めた「絶対に負けられない」1発勝負の難しさを感じます。所属リーグよりも上カテゴリーの強豪校を打ち破り、決勝にたどり着いた國學院久我山高校にも同様のことを言えるでしょう。

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試合は「東福岡、強し」を印象付ける内容。久我山イレブンも相手の圧力に屈することなくボールを動かしていたが、最後のところは上手く抑えられていました。東福岡高校は、後半2点目のトリックFKに代表されるように、年間を通じて戦ってきた経験値をチームに上手く還元していたのだと思います。まさに1年間の集大成と言える試合でした。

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毎年『ふり向くな君は美しい』が流れる決勝戦の夕焼けに変わりそうな空を見上げると清々しくも、少し寂しくも感じます。今年も面白かった、また来年の大会も楽しみです。

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