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ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

プレビュー・天皇杯:川崎フロンターレ−愛媛FC


■ 愛の街・川崎VS愛の国・愛媛、等々力で愛を叫べ!
リーグ戦の激闘が続く今日この頃ですが、水曜日は天皇杯3回戦が開催されます。先月の2回戦・YSCC戦を勝ち抜いた川崎フロンターレは、等々力陸上競技場愛媛FCを迎えうちます。今更言うまでもないのですが、一発勝負のトーナメントでは在籍するカテゴリーや成績の推移等は全く関係ありません。「強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ」と中村憲剛選手も好きなシュナイダー君、というかベッケンバウアー氏の言葉を胸に、私も試合に臨みたく思います。
さて、『エル・ゴラッソ』等の専門媒体でも、天皇杯の試合数の都合で1試合ごとに大きく特集は組みづらいだろうと考えておりますので、今季の愛媛FCを継続して見ている自分から見た特徴ならびに注目選手等を取り上げたいと思います。

〇 今季の愛媛FCについて
愛媛FCは、クラブのユース監督等を務めた石丸清隆監督が昨季から指揮を執っております。ハードワークを前提としたパスサッカーに指針を掲げて主導権を握るスタイルへと転身を図った昨季は、怪我人等に苦しみながらも粘り強く取り組み、基礎を整えてきました。
2年目となる今季は、秋元(→湘南)、園田(→熊本)、加藤(→新潟・復帰)、東(→長崎)等の主力選手の多くが移籍したことで、新加入選手を中心にチーム作りを進めることになりました。
<得点力不足を補う、みかんディフェンスで掴んだ3連勝>
今季の前半戦は、開幕3試合目で初得点をあげる等、序盤は昨季以上の得点力不足が続きました。しかし、5月上旬に後述するGKの児玉選手を中心とした粘り強いディフェンスで3連勝を挙げております。特に、ニンスタに開幕14連勝中であった湘南を迎えた第15節は、試合序盤に相手のミスで得た好機を決めた河原選手のゴールを最後まで守りきっての勝利、鉄壁の「みかんディフェンス」が光りました。
<ロボ効果で刺激を受けた攻撃陣の奮闘>
その後、6月中旬まで3連敗を喫してしまいましたが、クラブが進める『ストライカーファンド』を利用して獲得したリカルド・ロボの加入発表後、攻撃陣にも良い刺激になったのか、得点力が飛躍的に向上しました。河原選手、西田選手、そして甲府より期限付き加入の堀米選手の活躍も光り、前半戦のラスト2試合、熊本戦(3-0)および北九州戦(0-4)は大量得点での勝利を収めました。その後の天皇杯2回戦の岡山戦にも勝利し、今回の3回戦に駒を進めております。
<夏場を迎えて、苦境の守備陣>
上昇気流に乗って迎えたリーグ後半戦ですが、1勝2分3敗と苦戦が続いております。敗戦の中で気になるのが急激な失点数の増加です。23節の札幌戦はロスタイムに同点・失点を許した逆転負け、25節の岐阜戦も後半早々の追加点で2点差にまで広げたリードを残り15分のところで3失点を喫して逆転を許す等、終盤に逆転を許すケースが続いております。さらに、26節の松本戦では序盤から失点を重ねてしまい、連続4失点を喫してしまいました。夏場の暑さの関係もあり、運動量にも陰りが出てきたのか、ここに来て新たな苦境を迎えております。

愛媛FCの戦い方と注目選手

愛媛は3-4-2-1を基本システムとして採用しています。川崎も直近2試合では3-4-3の選手配置を採用しておりますので、当日の選手起用によってはミラーゲームになることも想定されます。愛媛の攻撃と得点パターンについて、上述のとおり、パスワークを標榜しておりますが、ゴール前の「崩し」は少なく、高い位置でボールを奪ってからのショートカウンターによる得点が多いと思います。また、川崎が最近課題として浮き彫りになっているクロスからの得点パターンも多いので、しっかりと対処してほしいところです。
<攻撃を牽引する河原選手、新加入のロボは要注意>
愛媛攻撃陣のキーマンとなるのが、昨季から愛媛でプレイする河原選手です。今季は主に1トップの下でシャドーのような位置を主戦場としており、チーム最多の7ゴールを決めております。今季初勝利となったヴェルディ戦、連勝をストップさせた湘南戦等、ここ一番の集中力と冷静さが光る選手です。栃木時代から知る方も多いと思いますが、安易な突破は許してはいけません。
また、1トップのチョイスも気になるところです。好調であった西田選手が怪我で戦列を離脱したため、直近2試合はリカルド・ロボがスタメンに名を連ねております。初スタメンとなった岐阜戦では、相手ディフェンスとチェイスしてボールを奪うと豪快なシュートで愛媛の初ゴールを決めるなど、栃木時代を彷彿とさせる怖さを感じました。連携面はまだまだのようですが、コンディションも上向きなので、ゴール前で前を向かせたくない選手です。
<愛媛の新守護神・児玉選手>
一方、直近では苦境の守備陣ですが、GKの児玉選手は要注意選手です。今季、京都から加入した児玉選手は移籍した秋元選手に変わる不動の守護神として君臨しております。これまでも多くのピンチを救ってきた見事なセービングで愛媛の守備を支える児玉選手は、個人的には今季のチームMVPとも言える存在ではないかと。そうした意味で、児玉選手を勢いづかせたくないところです。
<リオ世代の原川選手、熱狂的サポーター・一平君も見逃せない>
また、若い力ということで、途中出場の可能性もありますが、今季の愛媛の10番を背負う原川力選手について触れさせてください。京都から期限付き加入の原川選手はリオ五輪世代の選手として、今年のU-22アジア杯でも得点を挙げている選手です。前線でアクセントを付けられる選手でありますので、出場時は気を付けた選手です。大島選手とポジションも近いことから、五輪予選代表のメンバーのライバルにもなるかと思いますので、個人的にはその点も注目です。
最後に、熱狂的サポーター・一平君が襲来予定です。その際にはクラブの応援に加わることが濃厚だと思いますが、動揺せず戦いましょう。なお、女子の皆様は、彼は婚活中ということですのでアタックに要警戒を・・・。

以上です。繰り返しになりますが、過去の天皇杯の対戦を踏まるとカテゴリーや直近の成績は全く参考になりません。だからこそ、1試合に集中して、自分たちのリズムでサッカーができるかが重要です。サポーターとしても、しっかりと勝ちきれるようにサポートしていきましょう。
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