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ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記・Jリーグ:川崎フロンターレ−ヴィッセル神戸


■J1開幕、長き戦いのスタート
昨日あ、等々力でJ1開幕戦を見に行ってきました。再昇格から10年目を迎えた川崎フロンターレ、ここ数年は遠い位置に感じていた「タイトル」の4文字を今年は力強く述べるとともに、奪取してほしいところです。しかし、試合の結果は、ロスタイムに同点弾を決められて引き分けとなり、残念な結果となりました。雑感程度ですが、応援をしていて感じたことは以下の点です。

○ 「超高速化」するピッチで展開されたパスワーク
この日の試合を見ていて、率直にボールスピードが「速い」と感じました。等々力の芝の長さに加えて、雨に水を含んだ状態ではありましたので、グラウンダーのボールが本当に物凄いスピードで回っていたと思います。しかし、こうした状態で川崎も神戸も流動的なパスワークを展開していたと思います。特に前半に関しては、応援試合出なければ、素直に面白いと感じる内容だったと思います。
フロンターレは、前半は長短のパスを織り交ぜながら、テンポの良い攻撃が出来ていたと思います。特にボランチで先発した大島君がピッチ状態を味方につけたかのように、切れ味の鋭い縦パスをどんどん送り込んでいたのが印象的でした。水曜日の貴州戦では調整役としては機能していたものの、ボールを出す部分では物足りなかったと感じていただけに、この日の前半の動きは非常に良かったと思います。ただし、後半の最後の方はお疲れモードでしたが、攻撃の起点として、今後も期待できる部分だと思います。

○ ボールを「奪う」段階へと移行する川崎
また、ACLでの貴州戦に続き、このメンバーでのサッカーを見ていましたが、昨季と今季の違いとして感じていたのが、相手からボールを奪いにいく動きが随所に見られたところです。昨季も状況に応じて、憲剛・嘉人がプレッシャーをかける姿勢は見られましたが、さらに積極的かつ連動して奪うかたちが何度も見られました。
この効果はよく出ていて、序盤の攻め手が特に目立ったのは、こうした動きが連続したことも大きかったと思います。繋ぎに少し苦しんでいた相手に絞ってトラップの膨らみを見逃さず、ボール奪取するところも良かったと思います。
○ 「出来ること」のコントロールが求められる
以上のように、積み重ねと今季の上積んでいく部分に対する手応えを感じる内容が多い中、終盤は神戸に攻め手を許し、リードを守れずに引き分けに終わってしまったことは大変悔しいことです。
たしかに、自分たちが出来ることが高いレベルでピッチで表現化されていただけに、先制を許しても前半はイケイケで、自信に揺るぎのない戦い方を見せてくれました。
しかし、後半の「後半」は、ボールをキープできずに受け身の状態になってしまいました。後半の「前半」で決定機に追加点を奪えなかったことに加えて、試合展開がオープンになってしまったのも大きかったかと思います。試合におけるチームのリズムを重視する風間監督は山本選手こそ入れたものの、この流れだと入れづらかったのかもしれませんね。
そのように考えると、前線からボール奪取に行く積極性を見せる姿勢を見せたのは良かったですが、最後の15〜20分でガス欠状態になってしまうのは残念です。失点も含め、終盤のサイド攻撃に対して登里選手が食らいつけなかったのはやはり痛い。
自信をもって「出来ること」が、どれくらい表現できて、そして、いつまで続けるかは、実戦の中でしか、わからない感覚だと思います。昨季までの戦い方に上積みとして取組んでることがあるだけに尚更です。こうした部分を鑑みて、選手たちにはペース配分を考えながら90分間を戦って欲しいです。
パウリーニョの融合度、嘉人さんへの預け方
その他、個々の部分で見に行くと、パウリーニョ選手はJ1初戦に関わらず、さらにピッチ状態が高速化されていただけに、課題として上げていたスピードへの対応に苦慮したのではないかと。慣れを含めて、チームでの融合度を高めて欲しいですね。
そして、嘉人さんのゴール前でのフィニッシュへの絡みの少なさは気になる所。ボールを受ける位置がバイタル手前が多いのもそうですし、自分が入ってるところでボールが来ないというのもあるかもしれません。この点は、出し手を担う大島君も含めて改善してほしいですし、嘉人さんもシュート打って欲しいところですね。

以上です。悔しさは大きかったのはもちろんですが、土台は決して崩れてないという確信もあります。あとは力を引き出して、伸ばしていけるかですね。勝利のために、次節も頑張って応援していきたいですね。