■ 寝ても覚めてもせりざわーるど
30日にi☆Ris(アイリス)の芹澤優さんの生誕祭を見てきました。大盛況だったi☆Ris2周年ワンマンライブの翌週のイベントということで、熱量も非常に高いイベントでした。私自身、i☆Risメンバー生誕祭は今回で3度目の参戦でしたが、想像を超える激熱イベントでした。公演を見て感じたことは、以下の2点です。
〇「ゲスト」ではなく「主催者」の姿勢
アイドルの生誕祭、誕生日イベントに足を運んだことは何度もありますが、毎回感じることでもあるが、誕生日を迎える当事者は、多くの人たちに祝福されるゲストの立場として参加することが多いと思います。この日のイベントも、実行委員会の人たちを中心に芹澤さんを祝おうという様々なサプライズを用意し、大いに盛り上がりました。
一方、芹澤さん自身も、自宅でデザインしたというポストカードを用意する等、全力でイベントを盛り上げる姿勢を見せてくれたと思います。そういう意味では、生誕祭というより、主催者としてプロデュースするイベントとしての色合いが強かったと思います。
〇 芹澤優が表現した「3つの顔」
- BRIGHTEST LOVE(秋月マキシ=芹澤)
- マジカル☆ラブ(秋月マキシ=芹澤)
- i☆Doloid
- 1000%SPARKING!(芹澤・山北・久保田)
- 蒼のエーテル(芹澤)
- §Rainbow
私見ですが、この日のイベントでは、芹澤さんは「3つの顔」を見せたと思います。
秋月マキシ(芹澤 優) / マジカルラブ - YouTube
1つは「声優」としての顔です。イベント冒頭、自らが演じた『犬とハサミは使いよう』のキャラクター・秋月マキシの衣装で登場した芹澤さんは、マキシ様のキャラソンを披露しました。正直、冒頭から登場するとは思わなかったので驚いたのですが、マキシ様として声援に応える芹澤さんは、紛れもなく声の表現者としての姿でした。
iRis / §Rainbow<TV Edit> - YouTube
2つ目は「i☆Ris」メンバーとしての顔。今回、自分が好きな楽曲の『i☆Doloid』と『§Rainbow』をチョイス、さらにユニットでカバー曲『1000%SPARKING』を披露。アイドル、アニソン・ヴォーカリストとして、グループの中の芹澤さんの色を表現されていたと思います。特に『§Rainbow』は芹澤さんの存在感が一段と際立つ楽曲だけあって、主役に相応しいチョイスであったと思います。
そして、3つ目は「何物でもない」芹澤さんの顔です。イベント3曲目のソロで芹澤さんが歌われたのは、最近よく聞くと仰っていた『蒼のエーテル』。静寂と癒し、そして歌詞に込められた意味を真摯に表現する姿は、それまでのパフォーマンスで見せたものとは、全く異なるアプローチだったと思います。
■ We Love Yu-Chan!
以上のように、これまでのi☆Ris生誕祭とは少し違った芹澤祭でした。声優として、アイドルとして、二足のわらじを履いて走り続けるi☆Risというグループだからこそ見せられる景色を自分の色とともに体現してくれたのではないか、と思います。芹澤さんの全身全霊のパフォーマンス、感謝と20歳の決意の言葉を聞いて本当に胸が熱くなりました。素晴らしい1年にしていほしいです。