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ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦色々:マッチデープログラムについて考えてみる

私事ですが、遠征や旅行に出かけると職場や家族用にお土産を買って帰るのですが、自分用に何かしらの小物を買っていくことが多かったりします。サッカー観戦、特にアウェイ観戦の場合はチケット半券とともにマッチデープログラム(以下「MDP」)を保存するようにしています。時折、保存したファイルなどを見返したりすると、本当に様々な形式で作られていると思います。今回は、観戦には欠かせないMDPについて色々と考えてみました。
(1) レイアウトと配布形式
表:MDPのレイアウトと頒布形式(2013年・J1所属の18クラブ)

自分の観戦経験と保存している実物内容をベースにして、ウェブサイト等で確認しつつ、今季のJ1チームごとのMDPのレイアウトと配布形式(無料配布・有料販売)を表にまとめてみました。レイアウトは大きく分けて「パンフ形式」と「新聞形式」と表記させてもらいました。

■ パンフ形式

現在、大半のクラブがパンフレット形式のMDPを作成しているようです。A4版が中心で、大体見開き4頁、三折り6頁というのが多いのではないでしょうか。今回、本年度J1チームということで表に記載していないのですが、昨年、足を運んだコンサドーレ札幌のMDPは無料配布にも関わらず、オールカラー8頁という大ボリュームで驚きました(札幌誇らしい)。

パンフ形式のMDPを販売しているクラブは6クラブ。仙台の『V-PRESS』は100円、FC東京は200円、その他のクラブは300円というところです。当日の試合情報に限らず、過去の試合レビュー、コラム、選手インタビュー等の内容が充実しており、読み物としての要素も強く、ファイルブックを販売しているクラブもあります。

■ 新聞形式

(鹿島のMDPは茨城新聞社の協力によるもの)
一方、新聞形式で配布を行っているクラブもあります。鹿島や新潟はクラブに関係する新聞社の協力で作成されているのが1つ特徴的でしょうか。また、個人的に考えるこの形式の利点は、写真等を大きく掲載することができるのでビジュアルとして見栄えが良いということが考えられます。あとは、掲載頁も多くプログラム内容が充実しているものが多いというのも好きなところですね。



(2) 掲載内容について

次にMDPに掲載されている内容について見ていきたいと思います。名前のとおり、開催試合にあわせて作成されているモノですので、以下の内容が中心となってくるのではないでしょうか。

■ 試合プレビュー
試合情報ということで自軍ならびに当日の対戦相手に関する情報は必ず掲載されていると思います。特に普段、試合観戦していない人にとっては観戦の手助けになるものですので充実していて欲しいところではないでしょうか。両チームの選手一覧とともに、試合のチェックポイントならびに予想フォーメーションを掲載している形式が多いですね。写真付というのが望ましいところ。丁度、写真のサガン鳥栖のMDPのように、両チーム選手が写真付でまとめられているとわかりやすいですね。

また、大宮、名古屋等のクラブでは、対戦相手の担当記者さんの紹介をしてもらっているクラブもありますね。川崎ではJ’sGoalの江藤さんが担当されていることが多く、自軍ながらチェックすることもしばしば。

■ 試合情報

松本山雅FCのMDP「アルウィン徹底攻略」は充実の内容)
スタジアムマップ等と合わせて当日のイベントスケジュールやグッズ情報等は欠かせないですね。川崎もそうなのですが、この欄の扱いが小さいところが多かったりします。たしかに、入場時にもらって再入場禁止というスタジアムもありますしね。クラブ事情によるところが大きいでしょうか。

■ コラム・連載コーナー
販売形式のMDPでは多いと思いますが連載やコラムといった簡単な読み物がありますね。少し趣向を凝らしているのが柏レイソルの『Vitoria』ですね。ハタメグミ先生の「お絵かき日立台」のイラスト、田中順也選手による「ワントップ・ツー書道」での習字の披露と独自路線を進めております。個人的には双方とも常時チェックしたい内容です。



(3)私見:参加障壁を崩すアシスト役としてのMDP

Jリーグを盛りあがていく上でスタジアム観戦を促進することは大切だと思います。現在、行われている改革案には観戦者視点が足りないのは残念なところです。観戦するうえで誰もが不安になるのは「どうすればいいのか?」という情報とノウハウの少なさに伴う不安だと思います。もちろん案内役を含めたハード面を強化する必要も重要ですが、MDPも立派な情報源になるのではないでしょうか。そうしたうえでは観戦者をサポートする視点もあっていいと思いますし、調べていてそういう誌面作りや配布方法があっても良いかなと思いました。

しかし、読み直すとその時のことを結構思い返しますね。まるで記憶装置のように、スタジアムでの出来事を思い出したりしていました。そうした意味では、自分にとってMDPは立派なお土産ですね。今後も各地のスタジアムを巡り、MDPの収集を続けていきたいと思います(笑)


余談:おススメ? 関東大学サッカーリーグ戦『OFFICIAL MATCHDAY PROGRAM』
番外編。関東大学サッカーが試合の際に配布しているMDPはお手製ながらも、活字量で読み応えのあるプレビューを紹介しているのでおススメです。観戦者側の情報量が少ない中では、かなり頼りにしているところがあります。

関東大学サッカーリーグのMDPは活字びっしりで好き)