ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

第9節:横浜Fマリノス−川崎フロンターレ


(会社の帰りに見ると、いつも元気をくれるラッピングバス)


■ 市バス遠征:「行ってまいります」(出征する兵士の形相で)
今日はアウェイ、と言ってもお隣の横浜ということで最も近い敵地。
しかし、川崎サポの発想力もたくましく、「市バスツアー」が企画。
簡単にいえば「川崎市」の市バスで「横浜市」の敵地に乗り込むもの。


丁度、川崎市バスにはフロのラッピングバスもあったりする。
市バスなので席には限りがあり、年齢的には若者の筆者は立ったまま。
さらに、路線バスなので高速道路にはのらず、一般道をえっちらおっちら。


応援団のリードで、車内はコールや選手の応援歌でにぎやか雰囲気に。
市バスの異様な光景にビックリする通行人も多数、手を振ってアピール。
川崎市から横浜市に入ったとき、おなじみ「川崎市民の歌」を合唱する。
国境ならぬ、市境越えて「敵地に来たのだ」と無駄な高揚感があったり。



(旗をはためかせての行軍って、三国志っぽい)


到着後、駐車場からスタジアムまで皆で練り歩くことに。歩きながら
歌ったりチャントをする姿は映画『フーリガン』のワンシーンみたい。
行進サポとスタジアム前に待ち構えた川崎サポと一緒にチャント大合唱。
試合前なのに、少し“ジーン”ときた。


■ 肝心の試合は。。。



完敗です(筆者、ここまで敵地での観戦:3敗1分と頭を抱える記録更新)
スコアこそ2-1とそれっぽいが、先日の清水戦以上にボコボコにされた感じ。


川崎はスタメンにレギュラークスラスは谷口博之伊藤宏樹がベンチ外、
チョン・テセは前節に続いてベンチスタート。京都戦に続き、ターンオーバー
かと思われたが、ヒロキは指を骨折。タニも腰痛か?チーム的にも痛い離脱。


フロンタの悩みは攻撃陣の厚みと反比例するかのようなDF層が薄さである。
この日の敗因は守備陣に尽きる。CB井川が抜かれ、両サイドが走り負けた。
川島のミラクルセーブがなかったら4点は取られてた。もっと頑張らないと。


守備陣が駄目でも、これまでは中盤の底にいる谷口が止めてくれた
だけに、谷口のいない大きさが、際立つ失点だったとも言える。

正直、良かったシーンがほとんどなかった。試合の開場前と前座試合
のU-12のゴールラッシュがクライマックスだった。うーん、厳しい。


■ 次週はアウェイで絶好調レッズと対峙
さて、大問題。筆者の次の観戦試合アウェイ・埼スタ浦和レッズ戦です。
はたして川崎の守備陣はどうなるのか、アウェイ初勝利なるか、翌日の
会社に筆者は元気に出社できるのか(笑)覚悟を決めて、さいたまへ!!


駄文・写真:Y.Ishii