(今年三度目のさいたまSA、去年の横浜アリーナみたいになるとは)
■ 桃井の真剣勝負、アイマスのズンドコ
憶測かもしれないけど、いわゆるイベント系ライブのもつお祭り感覚が
出演者にもあったと思うんだけど、何かが違うなと思ったのがモモーイ。
最初のMCで「生き様を見せる」と語り、異様なまでの高揚感を感じたり。
ライブ前に感じていたが、この日のメインだったJAMとモモーイの共通項としては
アニソン文化をリスペクトし、自ら伝道師として世界を舞台に輪を広めていること。
アニメやゲームを愛する人たちのコミュニティという枠を内側から拡大し続けて、
ついには海を渡った。改めて考えて、これはものスゴイことだということに気づく。
桃井の真剣勝負が垣間見えた中で、UNDER17のワンナイトスタンドに繋がる。
私見だが、アレは安易な復活劇じゃなかったと思う。何かを突き動かしたい衝動か、
もしくはアンセブとしての活動もまた「生き様」であり、その存在証明だったのか、
わからないけど、二人の数年ぶりの再会は何よりもドラマティックだったと思った。
一方で、お祭りの「余興」として“消費”されたのが『THE iDOLM@STER』の4人。
ニコニコで定評のある(と思われる)曲のメドレー構成と『THE iDOLM@STER』披露。
明らかに不自然な『キラメキラリ』*1とか、あんまりにも違和感を覚えるステージに。
アウェイを意識しすぎでのMC、この空間で明らかにすべっていた*2のがヒシヒシと。
相変わらずA.I.E.Nの二人は冷静そうな口調でズンドコだった、アイマスっぽいが(笑)
本当、たかはし智秋様が保護者できてくれなかったらカオスだったなぁ、としみじみ。
目を泳がせながら、心の中では「ジューシーポーリーリスペクト!!」と絶叫でした。
しかしながら、アイマスが目当てだった自分にとっても悪いことばかりではなかった。
2万人近い観衆を収容する、とてつもなく大きな規模のステージで彼女たちが歌っている
というシチュエーション、もうビジョンにキングが映っただけで、グッと来てしまった。
自分にはシェイクスピア、メンデルスゾーンではないですが『真夏の夜の夢』でした。
参加された全国の紳士の皆様も色々と思うところがあるでしょうが、まぁ今回は
「プロデューサーレベルと思い出ポイントが足りなかったんだ」のだと考えましょう。
また我々のPランクを上げて、望んでいけるように、前向きに頑張りましょう!!
結局、最後はライブのレポじゃなくて、アイマス雑感になってしまった。