ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

ナビスコ:ジェフユナイテッド千葉−川崎フロンターレ


(泣いても笑っても決着の最終戦、決勝Tへの道は開けるか?)


■ 最後の望みを託して、フクアリに青が集う
序盤の連敗から始まり、苦しい戦力状況で何とか当落線上までに乗っけてきた!
横山、菊池、田坂が存在感をぐんと伸ばし、復活の我那覇と明るい話題も多かった。
前節で抜群の活躍を見せた植草を怪我で欠いたのは残念だったが、若き力で勝負。


■ 試合雑感



前半早々に田坂がパスミスでこぼれたボールから、前線に切り込まれ失点。
両チームとも組み立てとしてはロングボールを放り込むスタイルのようだ。
千葉は前半の段階から少し引いた状態から仕掛けてくるという姿勢に見えた。


注目してたのは両サイドの攻防、山岸と田坂はなかなか切り込めてなかった。
川崎は2点差以上で勝利しないとダメなので、珍しくミドルも多様してきたり。
追いついたのは27分、我那覇が押し込んで同点。川崎の選手はすぐセンターに。
残りの時間も川崎がやや攻め込んでいたものの、追加得点なく、前半は1−1で。


後半に入ると俄然、川崎の選手は2点を追いかけているため、相手ゴールに迫る。
しかし、使い店を決めたのはジェフ。レイナウドが弾丸FKでゴールネット一直線!!
あまりに素晴らしいゴールに呆然。。。。でも、選手もサポの心も折れなかった。


高畠監督はこのタイミングで黒津を投入、これがドンピシャリとはまることになる。
右サイドに入った黒津はこぼれ球に反応して、そのままシュート一閃。今季初ゴール。
久々に♪クロッツ マッサール ゴールのコールをした気がする。やっぱ黒津はいいわ。


再び川崎の猛攻が展開されるも立石の好セーブなどに阻まれるなど、得点ならず。
逆に逆襲にあってしまい、DFの逆をつかれる場面が目立ち、ついに3失点目。。。。
それでもフロンターレは諦めず戦う。そして、ホイッスルが鳴る。ナビスコ敗退決定。


■ Catch the Future!!
残念ながら敗退してしまったが、一方で発見と収穫があったのもたしかである。
一つは、前述の通り、多くの若手が実戦の経験を積んで、存在感を示したこと。
特に、他チームとの競合の末に加入した菊池はアンカーとして抜群の活躍を示した。


もう一つは、我那覇の復活だ。判決後、先発2試合で2ゴール、調子を上げてきた。
テセも代表戦との兼ね合いで復帰後すぐにベストな状態とはいけないかもしれない。
那覇の復活によって、厚みも選択肢も出てきた。リーグ戦後半に向けて頼もしい。


すぐ先か、数年後か、とにかく未来に向けて、何かを掴んだと思えたカップ戦でした。
次は新潟戦、フロンターレが「FA宣言」と銘打った一大キャンペーンの効果はいかに?
川崎サポーターの皆々様、本日はお疲れ様でした。再開後も、頑張っていきましょう。


ジェフのサポーターの皆様も我那覇の紹介の時の拍手、ありがとうございました。