ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

生観戦:『DREAM.1 ライト級グランプリ開幕戦』


(お馴染みのウルフルズバカサバイバー』で入場する青木真也選手)


■ 感想:夢を形にすることの難しさ
日本総合格闘技の復興への鍵を握っているであろう、跳関十段・青木真也選手。
私も『kamipro hand』の日記などを拝見させてもらい、並々ならぬ決意を感じた。
大連立に集った選手、『やれんのか!』チームの決意の一戦を生で見たいと観戦。


月面の宇宙飛行士の足跡と青木の素足を被せたOPのVTR、そうか新たな一歩だ。
そして、テーマ曲・Robbie Williams 『Let Me Entertain You』*1が耳に残る。
公開記者会見でも語られた『お見せしよう、極上のエンターテイメント』の思い。


感想、まずは青木選手への思いの反動でメインに対するショックは大きかった。
しばらくは放心状態で席から立てず、青木のマイクが終わった頃にようやく…。
そんな青木選手の涙のマイクを聞いて「絶対、次も来るぞ」って思いになった。
夢は叶えるためにあるモノだから、その夢に進んでいく姿を追っていきたいな。



ミルコ、ミノワマンは十中八九勝つだろうといった感じのマッチメイク。
興業の柱となるだろう二人だが、顔見せ程度の内容だっただけに何とも乗れぬ。
ミノワマンのSFHの爆発力もギリギリの攻防の末に見れた方が全然大きかったし。



青木戦以外のライト級GP、川尻、石田の『やれんのか』勢は苦戦しながらの勝利。
旧『HERO'S』勢でも幻想を抱かせたブラックマンバと川尻の対戦は楽しみだった。
両者の攻防は非常に見所も多かったので、手に汗を握った。マンバは凄かったな。
ヤバカッタのはエディ・アルバレス、あれはまさに総合格闘技純粋培養って感じ。


「終わりよければすべてよし、だが…」と昨年のノア武道館で呟いてたけど、
『DREAM』の場合もメインさえ上手く仕上がれば、評価もがらりと変わったかも。
実際、何とも言えない微妙な熱気が青木戦の煽りVから少しずつ熱を帯びてきて
この日の最高潮だっただけに…。やはり、そこが悔やまれるというか、うーん。