ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

WWE『ROYAL RUMBLE TOUR』日本公演(有明コロシアム)


(年をまたいで2連続観戦となった有明コロシアム。デカイ…)


■ Welcome Back Y2J!!
かなり遅れたが、私の今年のプロレス初観戦となったWWEの日本公演。
昨年、WWEは『朝までレッスルマニア』のイベント開催に留まっており、
日本公演の機会が無くなってしまうのではないかと心配したが、無事開催。


今年は、日本にも縁が深いリック・フレアーの引退アングル進行中をはじめ、
クリス・ジェリコの電撃復帰、DXの限定復活など、内容も充実しているかと。
毎年「行きたいな」と思って行っていなかった私だが、念願の初観戦となった。



■ セミ:クリス・ジェリコ VS ランディ・オートンWWE王座戦
ジェリコ復帰直後のPPV『アルマゲドン2007』の再戦となった、このカード。
王者は、現在のスパスタで(ヒールだけど)最も好きなランディ・オートンだ。
オートンにはブーイング、ジェリコには大歓声。されど、心の中ではRKOコール。


試合内容は、文句なしの好勝負。いやいや最後まで素晴らしい攻防だった。
特に、技の切り返し、そしてそれぞれの必殺技への移行までの流れが良かった。
ジェリコのウォールオブジェリコの流れ、オートンのRKOのカウンターにしても
インパクトがあった。30分近い試合だったが、歓声含め、メリハリのある試合。


■ メイン:DX(HHH / ショーン・マイケルズ)VS ウマガ・Mr.ケネディ
復活DXは前回の日本公演でも大盛況だったが、現在はワンポイント合体が多い。
対するは、全日プロで大暴れしたウガマと気が付くとGMになってたリーガル卿。
番組でもお馴染みの決めセリフとDXポーズが出来ただけでも、もう感動ものです。


DXの二人にはこの日一番と言ってもイイ大歓声、リーガル卿は「師匠」コール(笑)
開始早々、回転エビ固めを耐えようとしたリーガル卿のパンツがずれて尻丸出し。
ケツを触ったHHHは観客にマイクでアピールして、タオルを借りるなど、大爆笑の渦に。


次第に、試合はシリアスモード。ウガマの森嶋級のワガママバディはまさに人間凶器。
HBKのローンバトルが続いたが、ようやっとハンターさんに交代。反撃フルコース炸裂。
最後はマイケルズのスィート・チン・ミュージックの援護を受けて、HHHがペディグリー。
試合後も観客席になだれ込みハイタッチを交わしたり、歓喜を分かち合っていたりする。


■ 感想:アメプロの醍醐味を大いに味わった
客のノリも良かったことも含め、満足度の高い興業だった。一発目から幸先がイイ。
レポには書かなかったが同じく復帰したジェフ・ハーディーケネディカリート
いい味出していたし、ディーバのタイトルマッチも非常に見応えのある内容で驚いた。


動員は若干厳しかったものの、まだまだアメプロ熱は健在だと感じる1日であった。
やっぱ来年もまた来て欲しい、今度はジョン・シナやCMパンクも見ておきたいなぁ。