ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

WWE『レッスルマニア23』

WWE  レッスルマニア23 [DVD]


■ これが妥協なきスポーツエンターテイメントの祭典だ!!
先日、近所のTSUTAYAがスポーツコーナーを撤去、DVDの大半が姿を消した(涙)
当方が見ていたWWEDDTのDVDも多くはなくなり、店員にスタナーしたい気分で。
それはさておき、来日公演を直前に控え、気分を高めるべく渋谷店で物色してた。


そんな私が、今週末にセレクトしたのは、昨年の「レッスルマニア23」である。
今大会の舞台となるデトロイトは「レッスルマニア3」の開催地としても有名だ。
WWEファンにはお馴染みのホーガンがアンドレを投げたという歴史的大会ですなぁ。


今年の祭典で最も注目度が高かったのは、やはりドナルド・トランプの参戦だ。
米国で“億万長者”として知られるトランプとビンス・マクマホンと代理人対戦。
自尊心の塊のような両者が、さらに「負けたら坊主」というシチュエーションで。
金をばらまくトランプもさることながら、ビンスの多種な意味でのバンプは最高!


王者戦は新時代の若き王者に対して、団体を支えてきたレジェンドが挑む構図。
世界王者戦のバティスタVSテイカー、WWE王座戦のシナVSテイカーともに好試合。
「まだまだ若い者には」と言わんばかりに、ベテランの存在感バッチリでした。


■ 「有明でアメプロ最高を叫ぶ」前夜祭
業界をひっぱてきたロック様やストンコ級のスパスタは、なかなか出てこない。
現在、アメリカは「UFC」が核となり、空前のMMAブームに沸いているとか何とか。
UFCの躍進というのは、視聴者層も被っている、WWEも無視は出来ないだろうねぇ。


アメプロの価値観というのは格闘技に負けない、というか勝っている部分はある。
とりあえず8万人の目の前でバリカンで髪を刈られるビンスを見て私はそう思った。
例えば、試合前の煽りVTRの作り込みは相変わらず神がかっているし、演出もど派手。
WWEが創る独特の雰囲気、空間というのはリアルファイトとも差別が出来るだろう。


MMAが妥協なきリアルファイトなら、WWEだって妥協なきスポーツエンターテイメント。
日本のプロレス土壌では難しいかもしれないが、WWEはドコまでも突き抜けて欲しい。
ということで「明日は楽しみ」という遠足前日の子供の心境である私でした。