ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦:PRO-WRESTLING NOAH 『Summer Navigation '07』


(台風で心配されたが、何とか天気も持ちこたえた)


■ ジュニアタッグリーグ戦もクライマックス!
7月シリーズの最終戦、ノア初のリーグ戦の優勝チームが決定する。
また、パンチブラザーズの王座挑戦や三沢田上のベテラン同士の対戦など。
久々のノア観戦で熱も入った、とりあえずタッグリーグ戦の2試合からレポ。


■ 第6試合:KENTA・石森太二 VS 丸藤正道飯伏幸太

(かつてのジュニア版絶対王者、新たなタッグで相まみえる)


先発は丸藤とKENTA、流石に手の合う二人の動きで観客の掴みはバッチリ。
互いのパートナーも良い動きを見せる、DDTより参戦の飯伏もKENTAに真っ向。
その飯伏が序盤は捕まる時間が長かったが、トリッキーな動きで切り返していく。


中盤からは両チームの大技と連携技の応酬、観客のボルテージも最高潮に。
特に素晴らしかったのは飯伏、ムーンサルトやゴールデンスターでKENTAに肉薄。
最後はKENTAが飯伏をキャッチ→go2sleepでピン、最終戦でついに首位浮上する。


■ 第7試合:ブリスコブラザーズ VS 鈴木鼓太郎・リッキー・マルビ
ROHタッグ王者とジュニアタッグ王者の対戦、4月のタイトル戦に続く対戦。
相変わらず4者の動きは驚かせるモノがあったが、イマイチ噛み合わずに20分。
引き分ければKENTA組の優勝が決まるだけに、決定戦を望む声から、観客も焦る。


25分が過ぎて合体技の応酬、そして1分、レフェリーに誤爆で、リング外に!
ブルーディスティニーが決まるが、レフェリー到着が遅れ、時間切れ引き分けに。
これに大ブーイング発生、表彰式でKENTAからも王者組にだめ出しのマイクが…。


■ セミ:志賀賢太郎・川畑貴鎮 VS 秋山準力皇猛GHCタッグ選手権)
白王者VS黒王者、前座戦線をかき回していたとはいえパンチブラザーズ大苦戦。
打撃から圧倒されてしまい、なかなか見せ場も作れず、観客からもヤジが飛ぶ。
川畑さんの奮闘は光るも、合体技のミスも目立ち、最後はリキさんの無双に沈む。


■ メイン:田上明 VS 三沢光晴GHCヘビー級選手権)

(最後の対戦となってしまうのか、ベテラン同士の対決)


序盤は田上さんのトペスイシーダ、社長がエルボースイシーダで両者が飛ぶ。
三沢さんはエルボー以外でフェイスロックなど、今日は絞め技を多く使っていた。
田上さんはフロントキック・脳天チョップなどの馬場さんを連想させるムーブで。


キックとエルボーで倒れては起きあがって倒す、両者らしい良い打撃戦も展開。
そこから大技に、田上さんの叩きつけるような喉輪落とし、さらに「俺は田上」!
三沢さんも負けずにコーナーから雪崩式の要領でエメフロ、そして変形エメフロ!
ベテラン同士の見せうるいっぱい×2の選手権、三沢さんが4度目の防衛に成功。


■ 見終わって
観客の沸点が6試合目に来たのが残念、第7試合・セミのgdgdが残念だった。
今日は前座のROH勢や若手の試合から丸藤組KENTA組の流れは良かっただけに。
日テレ杯は企画としては良かっただけに、来年以降も風物詩になってもらいたい。