ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

アニメバンプ論(31)

■ 『エル・カザド』#2
派手なドンパチもなく、梶浦サウンド援護も少ないく、物語に注目が集まる。
過去の2作の2クール中、1クールは壮大な伏線の展開に使われていただろう。
だから、主人公達が謎を解き明かす旅に出るのは、2クールの頭頃になってた。


だが『エル・カザド』はそうではない、最初からナディ達は旅に出ている。
何かの答えを求める旅でない、目的の定まらぬ逃避行、そこが大きな相違点だ。
だから、1話ごとのパッケージ力が作品の魅力を引き出すかどうかではないか?
あとナディの静御前はグッドチョイス、カワイイ顔してキラー発言が似合うしね。