『PRIDE.32 THE REAL DEAL IN ラスベガス』

■ ラスベガスで“ダン・ダン・ダダン！”
フジテレビショックからの巻き返しを図る『PRIDE』が初の海外大会。
“ダン・ダン・ダダン”でお馴染みのテーマ曲がラスベガスに響き渡った。
また『ハンマーハウス』好きの私としては、３人とも参戦しているのも嬉しい。

ニューヨークの番長・バローニは、意外にもパウンド＋寝技で西島に快勝。
「（寝技を）テレビで見てカッコイイと思って覚えた」という適当さがたまらん。
“ドンキーコング”ケビン・ランデルマンは復帰戦もショーグン相手に玉砕する。
足をヤバイ方向に曲げまくったショーグン、“踏みつけ禁止”でも圧倒的だなぁ。

そして、マーク・コールマン親父！！これが復帰戦となったヒョードルと再戦。
氷の拳を顔面に受けながらも必死に足を取りに行く親父、顔は１Ｒでボコボコに。
２Ｒで親父得意のパウンドで皇帝を倒した！！だが、下から皇帝が腕逆十字に…。

パウンドは許すも計算通りか、久々の皇帝が圧倒的な存在感をアピールした。
試合後は「パパは大丈夫」と言い、娘とリング上で抱き合うというコールマンが。
完敗なのに、コールマン親父格好良すぎる！！人間味溢れるところがたまらんぜ。

内容は一方的な展開が多かったけど、観客のノリが良かったのは流石かな。
アメプロでも感じるが、彼らはライブ空間の楽しみ方というのをよくわかってる。
それにしても観客席のお姉ちゃん達の胸元がとんでもない、アメリカ最高だよ！！