ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

読了・コミック:幸村誠『ヴィンランド・サガ』(3)


ヴィンランド・サガ(3) (アフタヌーンKC)


■ ヴァイキング達の生き様
本当に待望の新刊、サイズが変わっちゃったなぁ。
ヴァイキングの最盛期を迎えるという11世紀初頭・イングランドが舞台。
主人公・ドルフィンも父の敵・アシェラッドとの決闘のために戦場を駆ける。


作中のドルフィンの「戦の何が楽しいんだ」という台詞が印象的だ。
登場してくるヴァイキングには戦いの緊張感というイメージが似合わない。
やはり、戦いを楽しむ・手柄を手にすることに楽しみ・喜びを感じている。
そんなヴァイキング達の考えを理解できないドルフィンの一言、重いなぁ。


ローマ人の物語』中の私的にアシェラッドが語るローマの話がイイ。
栄華を極めたローマ帝国の衰退を物語る部分、最北端の地だったんだよね。