ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

『声優アワード』が制定されるらしい

「最も印象に残った声優」を表彰する「声優アワード」が制定
■ 普通の人気投票とは違うか?
昔から声ヲタ界隈では『○○さんの○○役は今年の主演男優賞だよ』や
『今年の新人王は○○だね』(野球解説者の形相で)というのはよくする話。
このほど、こうしたのを「声優アワード」という形で実施することになるらしい。


■ 私見:疑問と期待
主演・助演の女優・男優賞、新人王・歌唱賞、ベストパーソナリティ賞。
一次選考が一般投票なので、ある程度、人気の度合が最初に響いてくるか。
声優雑誌のランキングがメジャーになったという形なら、私的には割と微妙。


比較するのはアレだが、アカデミー賞の場合は選考者は限定されてるらしい。
6000人程度のアカデミー会員という限られた人間に投票権が絞られている。
また、スポーツの世界では、プロ野球のMVP・新人王が専門家・記者投票は有名。


このように大体は中立の視点を考慮して、投票者を限定する形が取られる。
だが、初年度の賞で導入すると密室性が高まり、存在価値が危ぶまれるか。
やはり、広く世間にアピールすると考えれば、今の形がベストと考えられる。


しかし今の形だと、一次投票でのネット上のキャンペーンも予想できる。
少しずつながら、より中立的な立場での評価システムを作って欲しいと思う。
だから、こうした賞は長く続けてくことが大切だろう。権威という点も含め。


もちろん、声優という職業のプロフェッショナリズムを表することに賛成だ。
今回の賞が広く認知(確定申告の職業欄に入ったり)する機会になるだろうか?
当方は誰かのファンの前に声優という職業を応援しているので、それは切に願う。