ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

飛行機で見た:『ALWAYS 三丁目の夕日』


ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 [DVD]


■ 知らないはずの懐かしい匂い
文学賞を目指す駄菓子屋兼児童文学の物書き、自動車修理工の一家。
集団就職で青森からやってきた少女、水商売から足を洗った飲み屋の女性。
必ずしも豊かでない生活、でも人々が希望や夢をもって進んでいた時代の話。


物語は昭和30年代の東京下町、ディティールは結構凄かった。
私の親父が子供の頃の時代、私は知らないはずだけど懐かしさを覚える。
本当に邦画でしか作れないような作風、こういうのは私も何となく好きだ。


キャストも豪華、端役みたいな所で石丸謙二郎氏とかどうなんだろう。
特に文学者役の吉岡秀隆氏、普段とは異なる役柄だったが怪演技が光った。
偏屈でプライド高くて、でも本当は心優しい、一途な人物像がよくでていたと思う。