ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

実写ドラマ版『めぞん一刻』ができるらしい

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200608/gt2006080701.html
■ 嘘だと言ってよ、惣一郎さん…
何かあるごとに『めぞん』を取り上げるほど私は大好きな作品です。
原作はともかく、テレビアニメ版も良くできてるので人に結構勧めたり。
以下、実写版『めぞん』に対する私の不安なので暇な方はお読みください。


■ 時代背景が色強い作品なので
この作品が描かれたのはバブル経済の足音が聞こえてくる、そんな時代。
健康・カルチャースクールがブーム、三鷹さんのテニス教室もまさにそれ。
何か「めぞん」には80年代という時代を映す鏡のような、そんな作品だ。
今になって映像化されると何か違和感を覚えそうなんだ、少なくとも自分は。


■ 響子さんはマドンナではない
ドラマPが語る「みんながあこがれるセクシーな役」という響子さん像。
響子さんって僕の中には頑固で卑怯で執念深くて、微妙に鈍感な人なんだ。
忘れちゃいけないが未亡人だぞ、そこまで可憐なイメージはないんだよねぇ。


■ 一刻館の住人が鍵だろう
そして物語を盛り上げるのは、一ノ瀬・四谷・朱美の破天荒な住人達。
自分が考えるに「ここら辺の人物の再現度が作品の完成度じゃないかな」。
下宿系のアニメでも未だに多く使われる一刻館人物構図、それだけ黄金律。
ここら辺が逆に疎かだと物語も面白くならないだろうね、たぶんだけど。


それにしても、伊東美咲はアニメにおける平野綾もビックリの大プッシュ。
ドラマは時間帯もあれなので視聴率が顕著に出てきて、トレンドもあるけど。
良い数字をたたき出しているのでしょうか、それこそコンスタントな割合で。
まぁ、年上系の役が多い割にストライクゾーンに入ってこない、何でだか。