ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

桜庭伝説、第2章となるか?:『HERO'S』視聴感想

http://www.so-net.ne.jp/hero-s/03eventresult/20060805/20060805.html
■ ミドル級:宇野薫ならやれる
1回戦を誰が上がってきて、誰が入ってきたのかカオスなミドルT。
怪しさ満点も脅威の打撃を見せたブラックマンバに対した宇野薫選手。
序盤は強烈な打撃で倒れ込むものの、中盤以降はスリーパーで追い込む。
2Rも打撃をくらいながらもチョークスリーパーで勝利、これは見事だ!


復活の所さんは持ち味のグラップリングで見せ場を作ったが、一歩及ばず。
日本人最後の砦・宇野薫はどれも異なるタイプの強豪相手にT制覇できるか?


■ ライトヘビー級:サクを中心に回るか
いきなり準々決勝、もちろん注目は初参戦の桜庭和志
試合は、序盤で相手の強烈なパンチで倒れ、タートルポジで危なかったサク。
そこから立ち上がり、今までにはないパンチのコンビネーションで攻め立ててく。
このパンチの攻勢に倒れ込んだ相手に、最後は腕ひしぎ十字固めを決めて勝利。
中盤からは明らかに記憶が飛んでいた感じの桜庭、果たして決勝ラウンドはいかに?


結果的に秋山・大山・桜庭と4人中3人が日本人となったライトヘビーT。
テレビ的には日本人が多いのでフューチャーしやすいか、とにかくサク頑張ってくれ。


■ その他、考えうる課題
セーム・シュルトが見事な三角締めで勝利、もう一度ジョシュとの対戦が見たいな。
K-1ソウル大会では大活躍だったキム・ミンスは血まみれ、恐ろしや大巨人・シュルト


全体的にアグレッシブな攻防も多く、見ている側としては面白かった。
個人的には、所や宇野の対戦にはどちらにも見せ所が多かったと思うし。
ただ、日本人を軸としている『HERO'S』だけに須藤・KIDがいないのも大きい。
明らかに外国人選手のレベルも高いのだし、そうした選手をプッシュして欲しいかと。


未知なる強豪のままで終わらず、まさにイベントの顔にもなれそうな逸材もいるだろうし。
トーナメントの形骸化は何ともねぇ、だって準々決勝からワラワラ増えたりするのはね。