ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

id:tennbinn君と『ウルトラヴァイオレット』を見てきた…

http://www.sonypictures.jp/movies/ultraviolet/index.html
■物語は…
舞台となるのは、想像では理解できないような近未来の世界。
謎のウイルスに感染した“ファージ”は、高い能力を持ちながら弾圧を受ける。
政府側からの差別に対し、彼らも地下組織を作り、激しい抵抗運動が開始した。
そんな中で、政府は繁殖し続ける“ファージ”を壊滅させる最終兵器を開発する。
情報を得たファージ側のヴァイオレットが施設に潜入させ、奪取に成功するが…。


■見終わって…
内容でなく、アクションを見てくれとか言われたような気がする。
ストーリーはよくわからんというか、もう30分は作る予定だっただろ!
tennbinnさんが言う「予算がなくなったんじゃないか?」説も頷ける。


予算の事情を伺えるのは、外の風景の映像全編がCGで構成されている。
それもリアリティが非常に薄くなるくらい微妙にチープなの、壮大すぎるんだよ。
だが、室内のセットは凝りに凝ったデザインのものになっている、これは良かった。
その室内色とミラジョボビッチの衣装色の対照的で非常に鮮やかで印象に残った。


アクション、序盤から派手な動きが目立ってたが終盤は尻切れトンボに。
ガンアクションでは主人公が二丁拳銃だったのは良い、私もこれは気に入った。
だが、剣道経験やチャンバラ好きから言わせてもらうと、刀のアクションは難色。


作中の剣は日本刀をイメージさせるようなデザインや構えだったが、何か違和感。
雑伎で見る中国刀の動きに近かったからか、スタントさんが香港の人なのだろうね。
だから、私は刀がぐるんぐるん回したりするのは何か違うように感じてしまったり。
スターウォーズライトセイバーも動きは近いんだけど、でもこっちは刀だしなぁ。


所々で光るところは感じたが、全体的には微妙な印象を強く残した。
想定内といえば想定内なのだが、それはそれで大いに悲しい気がする…。