ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

今日の『PRIDE 無差別級GP 1回戦』TV鑑賞

模試疲れで布団でグッタリしながら見てました。
マーク・ハントは名勝負製造器?
前回の西島戦しかり、今回の高阪との対戦も相手に付き合ったハント。
彼の当たり強さのおかげだろうか、打撃もしっかり受けきっての勝利だ。
引退をかけた高阪の鬼気迫る攻勢で見せ場が多く、好勝負だったと思います。


■美濃輪 革命失敗
まさに「無差別級」というGPの意味を唯一もたせてくれたミルコ−美濃輪。
彼の言ってた秘策は、あの謎のニールキックだったのだろうか、全ては謎だ。
負けても株が上がれば本当のプロレスラーだ、次なるヘブンを見出して欲しい。


■一方、プロレスラーも勝つ
藤田はトンプソンが正攻法で来たせいもあってか、序盤から劣勢。
タックルでテイクダウンが奪えず、逆に膝をもらってりで結構危険だった。
しかし、コーナーからパンチで逆襲して、結局打撃戦の末にトンプソンをKO。
ジョシュも勝って「オマエハモウシンデイル」と叫んでたんで、私は嬉しいです。


ノゲイラ・吉田は教科書のような一本
ノゲイラ、田村戦見てないんで久々に見ましたが元気そうでなによりです。
柔術のお手本のようなフィニッシュの腕ひしぎ、なんていうか無駄のない流れで。


吉田、胴着スタイルの典型的な攻め方で西島の打撃を完封し、三角締めで勝利。
あれだけ煽りVTRで『シンデレラマン・西島』だっただけに西島は無念だろうね。
前回はハントが付き合ってくれて好勝負だったが、グラップラーだとこんな感じ。
対総合へのファイトスタイルの改良なりしないと先が見えない、今のままではキツイ。
さて、次戦は7人+ヒョードルも加わるけど、対戦経験が多くてカードが組みづらそう。


■あと、どうでもいいけど
例によって番組構成、フジの作る煽りやらプロモーションのVTRが素敵すぎる。
ズールは『悲しみの肉弾魔神』、トンプソンは『暴走メガパンク』で定着してるし。
ナチュラルにキャラクター作りが出来てる、こういうの結構大切だと思うんですよ。
TBS系の格闘技番組もいろいろあるが、こういう面白さはPRIDEは断然上だと思うわ。