休憩：『グッドモーニング・ベトナム』

■物語は
舞台はベトナム戦争下のサイゴン、主人公はクロンナウアー１等兵。
彼は戦場での兵士の戦意高揚のため、軍の管轄するラジオＤＪとして赴任する。
ロックは流すわ、下ネタの嵐だわ、奇抜な放送形式で人々を魅了するが…。

■見終わって
戦争映画、しかも米国にとっても印象の悪いベトナム戦争の話。
とはいえど作中での戦闘シーンなどは皆無、そういうのを期待しないで。

ラジオで喋りまくりたてるクロンナウアーだが、検閲に腹を立てる。
ある時に彼が目の前で目撃した爆破テロ、しかしそれは検閲では放送禁止。
その場にいた感情から、彼は「非公式に」を繰り返して放送で話してしまう。
番組を降ろされたが、周囲からは復帰を即要請、だが彼はやる気を失った。

そんな彼が前線に赴く兵士達のトラックと鉢合わせ、彼らに向かって
「グーーッドモーニング、ベートナーム」といつものラジオトークを語り出す。
兵士達は、彼の巧みなトークに爆笑し、大満足。クロンナウアーも、この後復帰。
ストーリーとしては中盤のエピソードだが、自分は凄く印象に残ったところかな。

主演のロビン・ウイリアムズの演技とトークも含めて、大満足の内容でした。