劇場版『機動戦士ZガンダムⅡ-恋人たち-』

■Ⅱでは
物語は地球、そして再び宇宙へ。
カミーユとフォウの運命の出会い、火の海になるホンコン。
宇宙でのカミーユが聞いたＺの鼓動、ジェリド特攻、サラ…。
富野監督の描く『恋愛映画』、それが新訳Ｚの第２章となった。

■見終わって
「恋人たち」ということで、人物描写が非常に多かった印象が強い。
私見だが、やはり戦闘シーン以上に人々のやりとりが目を見張ったと思う。
また、登場人物の表情の豊かさを感じた、それぞれが本当にいい顔をしていた。

一方で、私としては思った以上にＭＳのインパクトが薄かったと思う。
決して動きなどが悪くはなかったが、今回の作品の趣旨的には脇役だったか？

あとⅡは、数少ないというか唯一のマウアー・ファラオの見せ場。
ハマーン様はやってるが、マウアーは榊原良子ではなく林真理花です。
ついアデット先生を思い返す、そんな姐さんボイスだがマウアーは１７歳。

作品全体としては、非常に面白かった。
すぐ続きを見たくなるような、内容の充実振りだった。
あくまでＴＶ版を見た自分の意見であるが、Ｚ初見の人はどうだったか？

ぶらり人生途中下車の旅