■物語は
元・首都特機隊の都々目紅一は、ある男を追っていた。
男は特機隊でも随一の狙撃手であり、紅一のパートナーだった。
また、特機隊の武装蜂起を密告をして海外へ逃亡した男でもあった。
組織の解体から３年、その男を追うことで紅一は何を見出すのか…。
■読み終わって
『人狼』や『紅い眼鏡』でも知られるの『犬狼伝説』の新作。
映画用に書いて埋もれたシナリオを著者が発見し、制作したとのこと。
面白いかどうかはあれかもしれないが、私はこの世界観は好き。
数ある押井世界の箱庭でも、精密の度合いはトップクラスである。
改めて見たプロテクトギアはやっぱカコイイ、一度実物を見てみたい。
えっ、というか『立喰い師列伝』を同じ世界観らしい。
