■開始前：おお、凄い握力
会場には１５時半頃に到着、まずは売店で今日のパンフを購入。
スピードクジ『のあのあ』で、前回に続いて過去のパンフをもらった。
ハリケーン被害の募金コーナー、菊池毅選手とスコーピオがいた。
小銭を投入して握手してもらったら、スコーピオの握る手が強かった。
その後からナギーさんとも合流したので、１６時１０分頃に会場へ入る。
今回の席は１階：西Ｇ列２９番、電光板は正面で花道もよく見えた。
何だか、東スポの人に『K-1 VS NOAHで組ませたいのは？』とか聞かれた。
とりあえず「じゃあ、無しで」って言いたかったけど、そんな選択肢はない。
悩んだ末に、二人で「小橋の一撃で武蔵の目を覚まさせたい」と応えた。
サダハルンバのコメントを拡大解釈の東スポさん、お疲れ様です。
■大会概要と個人的感想
第１試合：志賀堅太郎の復帰戦、相手は同期の多聞さんだった。
やはり志賀選手がキツそうだったが、それでも頑張っていたと思う。
第２試合：タッグながら、おなじみの百田・永源の両御大が激突。
テンポ良く進んでいたせいか、永源さんの唾が飛ばなかったのは残念。
第３・４試合：６人タッグマッチ、それぞれの持ち味が出ていたかと。
その中で、良い動きをしてたのがエディ・エドワードとスコーピオかな。
エディは米でタイトルを獲るも、練習生として再デビューに至った変わり種。
ムーブは軽やかでキレイ、このスコーピオ＋テリーとのトリオは面白いかも。
第５・６試合：GHCタッグ王者の査定試合、丸藤欠場で一部変更。
金丸さんは垂直落下が森嶋相手に使いづらく、リング外などで応酬。
それでも超ヘビー級の森嶋をブレーンバスターを放ったのは凄かったです。
ヨネはシュートな感じの試合をやるも、イマイチ持ち味を出せなかったか？
第７・８試合は下で、少し詳しく。
第９試合：リキさんが３度目の防衛成功、少しずつ良くなってきている。
確かに無双には説得力のある技だが、それでも何か物足りないと思うのだ。
たぶん「相手の全てを受けた上で」勝つというスタイルに拘ってるからかな？
何か、自分は最後に一方的に攻めて終わりってのが好きじゃないのかも。
■ 私の今日のベストバウド
第７試合：KENTA VS SUWA / 第８試合：小橋・田上 VS 秋山・天龍
まずは第７試合のエキサイトっぷり、ノアでは珍しい感じですが。
SUWAが案の上やらかしたのは予想してたが、ジョー樋口さんにまで…。
終いにはジョーさんが背広脱いで突っかかっていったしね、意外杉。
なおも会場全体にブーイングをもらうSUWAのヒールっぷり、さすがです。
試合自体もしっかりとした技の攻防があった、だから俄然観客も大熱狂！
最後はガツンと膝蹴りで防衛成功したケンタ！すかさずマイクをとった。
紹介があって柴田勝頼選手（BML）が登場。何とタッグ狙いか、楽しみ。
第８試合は役者が揃っただけあって、拳を握りしめるほど興奮した。
試合のキーポイントとも言うべき田上さんが、この日は大爆発だった！
もう序盤から秋山氏ガンガン攻めていって、それだけで客が沸いていた。
天龍さんのモンゴリアングーパンチにはビックリ、唐突だったので。
小橋さんが楽しみにしていただろうダブル袈裟切りチョップ、鎖骨に直撃！
そんな新技の応酬もあったが、最後は田上さんが雪崩式喉輪落としで勝利！
これには立ち上がるお客も多かった、今日一番の歓声と田上コールですわ。
次の田上さんはGHC挑戦か、４度目の正直なるか！
■個人的満足度：★★★★☆（田上火山のおかげです）
