ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

読了:海原零『銀盤カレイドスコープ』Vol.2


銀盤カレイドスコープ〈vol.2〉フリー・プログラム:Winner takes all? (集英社スーパーダッシュ文庫)


■あらすじ、らしき概要
五輪国内選考を終え、主人公・タズサは次なる大舞台へ。
しかし、高飛車な性格も加わってマスコミからの批判が絶えない。
それでもタズサはさらなる飛躍のため、演目の大幅な改造に取り組む。


大会を直前に控えたタズサだが、マスコミの挑発に乗って大暴発。
代表剥奪?、果たして彼女は本戦の舞台に立つことが出来るのだろうか?
そして、改造と特訓の末に完成したフリーとはどんなものなのか?


■感想っぽい戯れ言
異色のフィギュア小説・第2弾、いよいよ海外の強豪と対決。
前巻に比べ進行が非常に早かったか、もう少し厚みが欲しいと思った
演技の場面では、今回もシチュエーションを説明してイメージを鮮明に。
実際の演技とシチュエーション、そして演技する彼女の心境、細かい描写。
表現としては難解な部類に入るであろうが、前巻同様に著者の工夫を感じた。


フィギュアスケートと聞いて不安だったが、意外とスラスラ読めた。
アニメも10月から始まるらしいが、少し楽しみになってきた。