【休日企画】プロレス/格闘技DVD批評

第４回：新日本プロレス「THE SPIRAL」
今回は2002年10・14の新日本の東京ドーム大会を収録したDVDを見る。
最大の目玉はボブ・サップのプロレス初登場、ブレイク直後だかあって
そのインパクトもかなりのものだった。相手は中西さんもいきなりの
ビーストボムはものすごい迫力でで驚かされた、野人も圧倒されて
ばかりで、あまりいいところなしでサップが勝利。リアルでも見ていた
が、改めて見ると当時のサップは怪物に見えて仕方ない。

個人的にベストバウドは西村修VSバス・ルッテン。プロレス哲学者たる
西村さんの世界が３分１０Ｒの試合に濃縮されていた、見応え充分だった。
クラシックかつ、プロのレスリングの攻めには昔のプロレス中継を見ている
ような感覚に陥る。やっぱ、この人は凄い。

メインは永田裕志VS藤田和之、IWGPヘビー級選手権試合。
藤田の膝・永田の蹴り、両者の壮絶な打ち合いがリング上で交わされる。
前年ベストバウドに選ばれた両者の再戦、この時に負けた永田は燃えた。
最後は、永田の鋭いバックドロップホールドが決まって勝利！
花道でのベルトを片手に敬礼する永田さん、ボクが大好きな永田さんだ。

最近、自分は永田さんが大好きだったことを再確認した。
踏み台にされている永田さん、いつか腰にベルトを巻いてくれ！

評価：★×3.5 （最近の作品にしては完成度は高い方）