ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

小川一水『復活の地Ⅲ』


復活の地〈3〉 (ハヤカワ文庫JA)


しばらく机の上に積まれていましたが、ようやく読了した。
隔月で発売されていた小川一水の新シリーズも最終巻を迎えることとなった。
新潟地震もあって、改めて地震の恐ろしさというのを実感する今日この頃。
行政主導の縦ではなく、民意による横の繋がりが重要であるというのが一つの結論。
先日の講演会でヤッシーも同じことを言っていたが、これも時代の求める流れなのか?


著者・小川氏の非常に綿密な設定や展開は『第六大陸』にひけをとらないと思う。
SFにもとらわれずに、これからも様々な作風の作品にも取り組んでもらいたいところ。
次は購入済みの『導きの星』を読み始めます、ハルキ文庫ってなかなか置いてない…。