2004-10-11 今日の社会学『モダンタイムス』 映画 今週からのテーマは産業、映画は『モダンタイムス』を見た。 喜劇王として知られる彼だが、この映画に笑いはあれど喜劇映画とは言いづらい。 もしかしたら、これは当時の多くの失業者に希望を与えるためなのかもしれない。 フォードイズムで合理化が進み、失業者で溢れてしまったのが30年代のアメリカだ。 そうした失業者を生んだ根元こそ、映画に出てくるような産業機械の台頭である。 だから機械文明を痛烈に批判することで、彼らにエールを送っているのかもしれない。 来週の続きも楽しみなところである。