ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

今日の社会学『モダンタイムス』


モダンタイムス コレクターズ・エディション [DVD]


今週からのテーマは産業、映画は『モダンタイムス』を見た。
喜劇王として知られる彼だが、この映画に笑いはあれど喜劇映画とは言いづらい。
もしかしたら、これは当時の多くの失業者に希望を与えるためなのかもしれない。
フォードイズムで合理化が進み、失業者で溢れてしまったのが30年代のアメリカだ。
そうした失業者を生んだ根元こそ、映画に出てくるような産業機械の台頭である。
だから機械文明を痛烈に批判することで、彼らにエールを送っているのかもしれない。


来週の続きも楽しみなところである。