昨日は、等々力陸上競技場で川崎フロンターレ、とどろきアリーナで川崎ブレイブサンダースのホームゲームをそれぞれ観戦。
当方も両試合を観戦しましたので、それぞれの試合を簡単に振り返りたいと思います。
1.明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ‐サンフレッチェ広島
(ウォームアップを開始するフィールドプレイヤー)
完敗を喫した神戸戦(10月1日)以来の公式戦となったフロンターレ。
【ハイライト】 川崎フロンターレ×サンフレッチェ広島は、2−0で川崎Fの勝利!#スカパー @frontale_staff
— スカパー!Jリーグ (@sptv_jleague) 2016年10月22日
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序盤の自陣ゴール前で発生したミスに伴う事故多発ぶりには、肝を冷やしました。先発起用された皆川選手のプレスバック、シャドーに入ったロペス選手の力強い突破はもちろん、サンフレッチェの心臓部に入る青山選手の厳しいチェックに苦しみました。
自分でも感じる「前への圧力」を強めた背景には、広島の前線・最終ラインの組合せも影響、あるいは単純に川崎に対して有効な手段として採用してきたことも想定されますが、いずれにしても、狙いをピッチ上に落とし込んでイレブンに仕込んできた森保監督の手腕には、毎度ながら素晴らしいものだと思いました。それだけに、新井選手を中心とする守備陣の奮闘に前半は助けられました
試合後に風間監督も述べていたとおり、前半のゴール前「事故」の発生要因は大島君の反応・判断の遅れも影響していたことは目に見えていただけに、後半の憲剛さんとの配置交換による微調整を施したことで、後半は攻撃が上手く機能してくれました。
ただし、広島イレブンの守備意識の強さ、林選手のシュートストップ等は相変わらず素晴らしかったので、開幕戦同様、如何にしてこじ開けるのかという視点で見守っていました。
【ゴール動画】混戦の中で川崎が攻め続け、最後はエリア前中央の森谷 賢太郎(川崎F)が右足ミドルで先制ゴール!明治安田J1のゴール動画を公開中!▼ https://t.co/8bhI5dfTGw #Jリーグ pic.twitter.com/vnxJ3J0ZV2
— Jリーグ (@J_League) 2016年10月22日
そんな中で決まった森谷選手の先制点は、広島の相手の厳しいプレッシャーの中で発揮された判断力・技術力を見せつけたシュートから生まれました。まさに、退任が決まった風間監督の志向を色濃く体現する素晴らしいモノでした。
(頂点を目指してMind-1。1試合を大切にしていきましょう)
高い志をもちまして、来たるべきチャンピオンシップに向けて戦っていきましょう。
2.B1リーグ・川崎ブレイブサンダース‐富山グラウジーズ
ブレイブサンダースは7連勝中。ただし、前日のDAY1は2点差でギリギリの勝利。
(篠山選手のブザービーターが炸裂。これで前半を折り返した。)
この日も富山の粘り強い守備と精度の高い3ポイントシュートの攻勢でリード許す展開でしたので、それだけに、第2ピリオド終了直前の篠山選手のブザービーターは非常に大きかったかもしれません。
(この日も川崎の攻撃を牽引したファジーカス選手)
後半の第3ピリオドでリードを広げることに成功したブレイブサンダースが、そのまま逃げ切って8連勝を達成。
(3ポイントシュートを決める辻選手)
苦境のところで大崩れせずに凌ぎ切り、ココぞという時に決めるという強豪チームのお手本のような勝負強さでした。その戦いぶりには毎試合ながら唸らされます。
また、この日は川崎市のスポーツパートナーでもある両チームが初コラボ開催。
等々力陸上競技場(フロンターレ)、とどろきアリーナは徒歩5分程度の距離にある関係ではあることもそうですが、この日も結構訪れていたフロンターレのサポーターも他競技・異業種交流には慣れておりますので敷居は思ったほど高く感じないかもしれませんし、普段から行き慣れた等々力で開催している点も大きいと思います。川崎を拠点するスポーツチームながら、前身チーム(富士通、東芝)の関係を考慮すると互いにプロチームになったからこそ実現した取組だと思います。
フロンターレもブレイブサンダースもお互いをリスペクトし、盛り上げていこうとする意識を感じるだけに、さらなる活性化を期待したいところです。