(開票結果に耳を傾ける各グループのアイドルさん)
昨日は、下北沢でU.M.Uアワード2016 関東・甲信越エリア決定戦(2部)において、川崎純情小町☆さんの応援。
本大会は「全国各地のローカルアイドルの日本一を決定するコンテスト」をコンセプトとしており、現在は各エリアの代表決定戦を実施(決勝は11月27日)。各地からアイドルとファンの方が一堂に集結し、ライブパフォーマンスと投票審査を行っております。
アイドルファンをはじめて、今年までコンテスト形式のイベントには足を運んだことが無かったのですが、8月の愛踊祭もそうでしたが、普段のライブとはまた違った独特の雰囲気を感じました。中・高生の頃の部活の大会に近かったです。観戦を通じて感じたことは、以下の2点です。
1.ご当地アイドルが見せる「風景」
(川崎のお隣・馬車道発横浜アイドルのポニカロードさん)
ご当地アイドルに限らず、数多くのアイドルグループが活動しているエリアということもありまして、ステージ上のパフォーマンスはハイレベルな内容でした。川崎推しの私自身、ステージの内容については、どのグループが決勝戦に進んでも文句は無いと思いました。
一方、本大会は「ご当地アイドル」のコンテストということで、各グループがどのようなアプローチでユニットの活動エリアをPRできていたのか、それを含めて観客の人たちの共感を呼ぶことができたのかに注目していました。
U.M.U AWARD2016 ご当地アイドルNo.1 決定戦、関東・甲信越エリア代表決定戦にて・・・
— がんぎっこ (@gangikko) 2016年9月18日
がんぎっこ、見事 優勝を致しましたので、ご報告いたします!
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました! pic.twitter.com/7yH1Ib6me4
その点では、優勝した新潟県上越市の高田本町商店街アイドル・がんぎっこ さんは、非常に良かったと思います。彼女たちは、限られた持ち時間の中で、自分たちが活動する上越市はもちろん、高田本町商店街を拠点として週末を中心にイベント活動をされていること、商店街の中でのコラボ事例などを出来る限り詳しく紹介。ライブ以上に自分たちが活動する地域に対する愛着や思いというのが強く伝わりました。
丁度、8月に足を運んだ「TOKYO IDOL FESTIVAL2016」のRYUTistさんのステージを思い出しました。新潟市古町を中心に活動する彼女たちが立った2ステージは、いずれも15分程度の短い時間でしたが、お馴染みの素敵なゆるキャラさん紹介の時間をしっかりと割いてアピールしていました。もちろん曲が聞きたいという思いもありましたが、それもセットで彼女たちのステージなのだと納得しました。
(筆者はひめキュンを通じて地域とアイドルの関係性を多く学んだ。2013年8月撮影)
自分が、ひめキュンフルーツ缶さん、LinQさんで「ご当地アイドル」なるものを知り、各地のアイドルさんを見るようになって感じたことは、彼女たちのステージを見ることで地域の「風景」を垣間見えることができることです。
グループの方にお話を聞くと、メンバーの両肩には「個人・ユニットとしての夢・希望」と一緒に、自分たちのホームである「地域への思い」を背負っていることを教えてくれます。そういう意味では、ご当地ならではの魅力というのを改めて感じさせるイベントになりました。
2.積み上げた得票数は消えるわけではない
#川崎純情小町 #クラブチッタ #ワンマン #カウントダウン #25日前
— 川崎純情小町☆@9/18UMUエリア決戦 (@KJKofficial) 2016年9月18日
今日はたくさんの応援ありがとうございました! pic.twitter.com/XRPhNxR7Ck
川崎純情小町☆さんは、3ポイント差の2位。まさかのアイドル現場で「川崎2位」を経験するとは考えもしませんでしたが、本当に僅かな差でした。
持ち時間の中での選曲・繋ぎはもちろん、創意工夫のあるMCでの地元アピールも非常に良かったですし、応援側も盛り上げにベストを尽くしたと思います。しかしながら、サッカーの応援経験と同様、決勝への切符を掴めなかったことに対する悔しさが、家に帰ってからジワジワと押し寄せてきました。もう少し、何かできなかったのかと思考を巡らせていました。おそらく、顔に出さなかったメンバーも様々な思いを持っていたと思います。
U.M.U AWARD2016駆けつけてくれた皆さんもエールを送ってくれてた方も届いたぁーー!!惜しくも1位を取ることができませんでしたが、毎回チャンスを貰えることが嬉しくてメンバーも絆も深くなり成長を感じれて、今までの小町活動の中でやりがいを感じてるよ。ありがとう(o^^o)
— 前田るんぴ♡(川崎純情小町☆) (@kaorin_maeda) 2016年9月18日
しかしながら、彼女たちが積み上げた得票数は消えるわけではありません。推薦枠の可能性も考えられますし、多くの人たちの票を得たという実績こそ、彼女たちが掴んだものだと思います。このコンテストが全ての終わりではなく、1つのチェックポイント、あるいは次に乗り越えるべきハードルと考えれば、上記のかおりん先生の言うとおり、さらなる成長の糧に出来るのではないかと。
(川崎、埼玉、茨城と振り返れば多くの地域から集まったイベントになりました)
以上です。がんぎっこさん、優勝おめでとうございます。そして、小町さんも本当にお疲れ様でした。10月14日のワンマンもありますし、また1歩ずつ頑張りましょう。