ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

映画

『僕らのミライへ逆回転』

■ 蘇る名シーン? あの映画を撮ってみた 廃れたビデオショップの留守番を頼まれた若手店員・マイク。 しかし、大事件発生。何と、発電所で感電し、電磁波を帯びた 友人のジェリーが店内のビデオテープの中身を全て消してしまう。 店長の監視役の目を誤魔化す…

『アメリカン・ティーン』

■ 十代だって、十代なりに大変なことが多い(と思う) インディアナ州のある町で暮らす高校生を密着取材した映画。 タイプも性格も異なる5人のアメリカの10代の日常を映し出す。 タカビーの女王様、スポーツマン、オタク、映画監督志望と様々。 作中では失恋…

『迷子の警察音楽隊』

■ 不器用ながらも、ほのぼのとした交流を描く 物語は、アラブ文化センターの開館イベントに演奏参加するため、 エジプトの警察音楽隊がイスラエルまでやってきたところから始まる。 これといった出迎えもないため、独力で目的地に向かおうとするのだが 若い…

『40歳の童貞男』

■ アメリカでは魔法使いへのクラスチェンジはないのか? 主人公・アンディは電気店で働くフィギュアやゲームが趣味の40歳。 頭数を合わせるために参加したポーカーの席で彼は童貞であることが バレてしまう。同僚達は、何とか彼を大人にすべく立ち上がるのだ…

『恋はデジャ・ブ』

■ 田舎町で同じ日をすごし続ける男 地方テレビ局の天気予報士のフィルは、祭りの取材のために小さな町を 訪れる。帰る途中、吹雪のためにフィルたちクルーは町に戻ることになる。 翌朝、フィルは昨日と同じ調子で話すラジオで目を覚ます。外を見れば、 昨日…

夏のアニメ映画3WAY(2):『スカイ・クロラ』

(最近は単館ロードショーが続いたからな、このギャップが凄い(笑) ■ 押井監督は何を伝えたかったのか?(ネタバレ系は白字で書いてます) 初日舞台挨拶の回で見てきた。監督の「こけたら辞める」が笑えるようで笑えない。。 本作は就職活動が終わる前後から、…

夏アニメ映画3WAY(1):『崖の上のポニョ』

■ 柔らかく、淡い、イメージの洪水が襲ってきた! 一昨年は『ゲド戦記』を劇場で見てガッカリな思いをしたが、今年は迷わず鑑賞を決意。 さらに『キネマ旬報』(8月上旬号)を読んで、『スカイ・クロラ』前に見ておこうと思った。 宮崎監督の新たな挑戦への期…

メモ:押井守監督とともに語る新作『スカイ・クロラ』のためのシンポジウム

7月22日に早稲田大学で開催されたシンポジウム。『スカイ・クロラ』鑑賞前に 情報整理を兼ねて、そのイベントで印象に残った監督のコメントをまとめてみる。 ■ 「時間」や「生と死」の見える化に向けた戦略とは何か? これは、今回のシンポジウムのパネラー…

『Dolls』

■ 圧倒的色彩に潜む残酷さ 何となく見たくなって、学校の帰りに借りて、4年ぶりくらいに鑑賞。 ドキドキしながら見るためか、最初は止めながら、少しずつ見進めていた。 公開当時、高校で『Dolls』を取り上げた英語の記事を読んで興味を持った。 記事の内容…

『サンキュー・スモーキング』

■ ロビイストという職業を面白おかしく垣間見る 物語は『タバコ研究アカデミー』に務める主人公がネガキャンを払拭しようとする話。 主人公はメディアや各地を飛び回って奮闘するのだが、スキャンダルに巻き込まれ…。 自分に限らずとも「タバコは体に悪い」…

『めがね』

■ 人と人の繋がりの温かみを知る 物語は、主人公の女性(小林聡美)が旅行である島を訪れたことから始まる。 マイペースで密に接していく住民に対して、最初は距離を置いていた女性だが、 次第に交流を深めていく。彼女を追って、編集者(加瀬亮)も島にやっ…

レンタル:『キサラギ』

■ あらすじは 2月4日は、グラビアアイドル・如月ミキが亡くなった日である。 一周忌を迎えたこの日、ミキのファンサイトの常連の五人が集まった。 当初はミキとの思い出に花を咲かせていたが、次第に死の真相に話題が移り…。 ■ 感想:ミキちゃん×3(拳を…

【短期連載】2007年総括・映画編

(何だかんだでアニメ映画ばっかりセレクトするんだよな…) ■ 当ブログ恒例?の年間総括を実施 今年は『読書編』カット、映画・プロレス・声優イベント・アニメの編成。 シュートさ満点で時間をかけて書きたいので今年は「アニメ編」をトリにと。 年末は親戚…

『真・女立喰師列伝』を見てきた

(シネクイントでは30日まで上映、もう一回は見ておきたい) ■ 5人の監督による『立喰師』オムニバス映画 昨年公開された『立喰師列伝』からスピンオフした、新たなる立喰師達の物語。 押井守監督だけでなく、神山健二監督や神谷誠監督などの5監督による…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を見てきた

■ 2015年に三十路突入の「セカンドインパクト世代」な当方 今回の劇場版「序」は大方の予想通り、『決戦、第3新東京市』までのエピソードを。 とりあえずAパート(−4話)とBパート(5・6話)*1に分けて、感想を述べたいと思う。 シンジが『ネルフ』とい…

まだまだ立喰師:『真・女立喰師列伝』

真・女立喰師列伝 ■ 押井・神山監督などのオムニバス映画 『立喰師列伝』、外伝、これで早くも3度目の映像化となった本作。 今回のメンツも強烈な個性を放ちそうですが、何よりも気になったのは 『歌謡の天使 クレープのマミ』 監督:神谷誠/主演:小倉優…

『大脱走』

■ 常に緊張感、そこが良い 前にBSでやってたのを見たのだが、途中から見たのでDVDを借りてきた。 大作なので休日中に課題をやりながら見てました、課題は進まなかったが。 冒頭を見てなかったので、これが実話を元にして作っていたのは知らなかった。 脱出ま…

【短期連載】2006年総括:映画編

■ 私的総括:二桁超え 今年は授業なかったり、サボったりで映画館に10回以上行ってたことに。 複数回行った『ZⅢ』と『立喰師』を省くと、正確には7作品ほど見に行った。 見に行きたい作品も多かったのも事実だが、時間があるというのが良かったか。 ■ 記…

バーターですか?:『ピンチランナー』

■ モーニング娘。主演映画 id:tennbinn君が「俺様がきらレボを見せたんだから」と脅されました(嘘) 高校時に「見に行こうぜ!」と言って友人をドン引きさせた記憶が、痛てて。 それで見に行きませんでした、そんなこともあって、今回初めて見ましたよ。 物…

『砂漠の戦場 エル・アラメン』

■ ということで、最新巻から ↑で紹介されている作品の一つ、地元のTSUTAYAで見つかったので。 本編は第二次大戦中の北アフリカのエル・アラメンの戦いを描いたもの。 同盟国のドイツ軍に取り残されてしまったイタリア人部隊の奮闘が光る! イタリア人カコイ…

アニメバンプ論・特別編:『パプリカ』

(公開前から印象に残ったパプリカの表情) ■ 筒井康隆×今敏=? 物語は、先端技術で作られたサイコセラピー装置による精神治療から始まる。 その装置とは患者の夢の中に入り込んで、相手の夢から治療を施すモノだった。 そんな画期的な装置“DCミニ”が何者か…

『ボウリング・フォー・コロンバイン マイケル・ムーア アポなしBOX』

■ 目当ては『THE BIG ONE』 セットで付いてきた『THE BIG ONE』は日本未公開作品で見たかったので。 この作品は、マイケル・ムーアが本の講演会で全米を回った旅中の出来事。 各都市を周りながら、彼は業績好調なのに解雇される労働者に目を向ける。 これは…

『姉のいた夏、いない夏』

■ タイトルと雰囲気は私好み 物語は60年代から70年代、欧州を旅行中に自殺してしまった姉。 その姉の死から数年後、姉を慕っていた妹が姉の足取りを追って欧州へ。 滞在中に訪ねた姉の元恋人の証言などから、姉の死の謎がわかっていくが…。 「タイトルで…

飛行機で見た:『ALWAYS 三丁目の夕日』

■ 知らないはずの懐かしい匂い 文学賞を目指す駄菓子屋兼児童文学の物書き、自動車修理工の一家。 集団就職で青森からやってきた少女、水商売から足を洗った飲み屋の女性。 必ずしも豊かでない生活、でも人々が希望や夢をもって進んでいた時代の話。 物語は…

『ゲド戦記』を見てきた

■ 実は18年ぶり… 当方もジブリは大好きだが、劇場で見たのは『となりのトトロ』以来。 母にも聞いてみたが、『トトロ』以外は映画館で見に行ってはいないようだ。 ということで18年ぶりの映画館でのジブリ作品、意欲だけ全開!

『ピーター・パン』

■ アニメ、だけじゃない とはいえど、当方はディズニーのアニメで育った人間だが…。 公開時、初めてピーター役が男の子が起用されて話題になったとか。 役者陣はどれも良い味を出していましたよ、フック船長もカッコよかった。 私はティンクがくぁわいくてニ…

『時をかける少女』を見てきた

時をかける少女 ■ 東京は新宿のみ 東京の上映している映画館はテアトル新宿のみ、キャパは200ほど。 当ブログで休日に行かれる予定がある方は、1時間前の会場入り推奨です。 なんだかんだで私達が行ったときも、始まるときはフルハウス状態でしたので。 …

劇場版『ドラえもん のび太の大魔境』を見た

■ 物語は… 春休みに入ったのび太達、長い休みに地球の秘境探検に胸を躍らす。 のび太はドラえもんの道具でアフリカ周辺の衛星写真で目星を付けることに。 そんな中、のび太は空き地で汚れた子犬を見つけるのだが…。 ■ ジャイアン、まじカコイイ 今作は、劇場…

id:tennbinn君と『ウルトラヴァイオレット』を見てきた…

http://www.sonypictures.jp/movies/ultraviolet/index.html ■物語は… 舞台となるのは、想像では理解できないような近未来の世界。 謎のウイルスに感染した“ファージ”は、高い能力を持ちながら弾圧を受ける。 政府側からの差別に対し、彼らも地下組織を作り…

少し前に『ブロークン・フラワーズ』を見てきた

■あらすじは… 若い頃、女ったらしだった主人公・ドンは、今は一儲けして静かに暮らす。 愛人が彼の家を出て行った日、彼に差出人不明のピンクの便箋の手紙が届く。 内容は「アナタに19になるに子供がいます」という唐突なカミングアウト。 お節介の隣人に…