ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

プロレス

読了:柳澤健『2011年の棚橋弘至と中邑真輔』

2011年の棚橋弘至と中邑真輔 作者: 柳澤健 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/11/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る ■ 新日本プロレス、再生の物語 『1973年のアントニオ猪木』等で知られる柳澤健氏の最新刊。自分自身がプロレス…

観戦休題:2016年の川崎フロンターレのプロモーションに関する考察

本エントリーは「川崎フロンターレ Advent Calendar 2016 - Adventar」の10日目として寄稿するものです。 〇 はじめに 川崎フロンターレの2016年シーズンは、天皇杯を残してはおりますが、例年とは違った「濃い」1年になったと思います。リーグ戦のタイトル…

観戦記:WWE Live Japan (両国国技館)

(開演直後からノリが良かった両国。この辺は「わかってる」ファンの多さを実感) 昨日は、両国国技館でWWEの日本公演を8年ぶりに観戦。ここ数年はプロレス現場から離れていた筆者でありますが、今年はテレビ等も含めて視聴機会が増えていることもあり、プ…

観戦記:センダイガールズプロレスリング・後楽園ホール大会

昨日は、後楽園ホールでセンダイガールズプロレスリング(以下「仙女」と言う)の後楽園ホール大会を観戦。先月に新宿FACEで開催された大会を観戦して、それぞれの戦いの続きが気になり参戦しました。聖地・後楽園ホールに足を運んだのも約7年ぶり、しばら…

UO乱発のライブと大技連発のプロレス

ここ数日書いてる奈々ライブの余談ですが、ひとつライブで気になっていた点。 元々、筆者が声優ライブに通い出した頃は「光モノ禁止」という時代でもあった。 例えば、今も飯塚雅弓のライブは光モノのないクラップと振り付けが主体である。 早くから今の形を…

『マッスル牧場Classic』DVD発売記念イベント

■ OP→歌のコーナー? HMVのポロシャツを着た鶴見亜門氏が登場*1、諸注意の後にマッスル戦士が登場。 坂井選手が切りだしを亜門氏が遮って、趙雲→本多→ペドロ→ディーノ→坂井の紹介。 微妙なフリートークのあと、マッスル戦士がイベントっぽいことを亜門氏に提…

アフターレポ:NOAH『Autumn Navigation '08』最終戦

(2年ぶりの対決は初対決かと思わせるほどの新鮮さにあふれた展開に) ■ 第7試合:丸藤正道−KENTA(世界ジュニア王座・GHCジュニア王座選手権) カードの発表から当日まで、少しずつ理想的な展開に形はまとまった一戦。 大阪大会でのアピールがあったとは…

読了:『鉄人 ルー・テーズ自伝』(訳:流智美)

■ 戦前のアメリカプロレス史を知る上でも貴重な文献 日本のプロレス史において、カール・ゴッチとルー・テーズは重要人物である。 晩年もジャンボ鶴田選手の代名詞にもなったバックドロップのコーチをされたり、 UWFインターナショナルの顧問として登場する…

読了:『U.W.F.変態新書』

■ 変態ファンの熱を感じよう!! 本屋で『変態』の名がついた本が平積みされているというのは不思議な光景だ。 本書は『kamipro』で人気企画*1である『変態座談会』を単行本化したもの。 自分の記憶が正しければDSE最終興行となった『PRIDE.34』の事後座談会…

NOAH『グローバルタッグリーグ戦’08』最終戦

■ プロレス春の祭典、最後を締めくくるのはタッグリーグ 新日本『NEW JAPAN CUP』、全日本『チャンピオンカーニバル』は盛況のうちに閉幕。 そして、プロレス春の祭典を締めくくるのはNOAHの『グローバルタッグリーグ』となる。 先日、私もチャンカーの決勝…

『ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実』

■ 一人のプロレス記者の燃えたぎるような情熱がここにある 著者は、ターザン山本!編集長時代の週プロで記者として活躍した小島和宏氏。 自分は、最初にタイトルを見て「なんで“青春”記?」と疑問に思ったものだが、著者が 本書の中で駆け抜けた約7年の軌跡…

読了:『ブルーザー・ブロディ 私の、知的反逆児』

■ そのレスラーは“インテリジェンス・モンスター”と呼ばれた 80年代を代表するレスラーであるブルーザー・ブロディの妻による手記と伝記。 残念ながら、彼の活躍した時代に物心をついたかという私は映像*1でしか知らない。 チェーンの音と咆哮がリングに響…

NOAH「The Second Navig.'08」最終戦(日本武道館)

■ 森嶋、3度目の挑戦で王座奪還なるか!(正調) NOAHの今年初の武道館大会、この土日はプロレス団体は興業ラッシュだ。 注目はメインのGHCヘビー、長期政権の三沢さんが森嶋の2度目の挑戦を受ける。 通算3度目の挑戦の森嶋、ココで負けたら後がない。去…

WWE『ROYAL RUMBLE TOUR』日本公演(有明コロシアム)

(年をまたいで2連続観戦となった有明コロシアム。デカイ…) ■ Welcome Back Y2J!! かなり遅れたが、私の今年のプロレス初観戦となったWWEの日本公演。 昨年、WWEは『朝までレッスルマニア』のイベント開催に留まっており、 日本公演の機会が無くなってしま…

WWE『レッスルマニア23』

■ これが妥協なきスポーツエンターテイメントの祭典だ!! 先日、近所のTSUTAYAがスポーツコーナーを撤去、DVDの大半が姿を消した(涙) 当方が見ていたWWEとDDTのDVDも多くはなくなり、店員にスタナーしたい気分で。 それはさておき、来日公演を直前に控え…

【短期連載】2007年総括:プロレス観戦編

■ NOAH:5 新日本:2 IGF;2 ハッスル:1 K-DOJO:1 無我:1 DDT:1 合計13大会観戦、1か月に約1大会は観戦したという計算になるだろうか。 総観戦数は、記録更新となりました。後楽園ホールからが近くなったのは大きい。 前々から「様々な団体を…

観戦:IGFプロレスリング『GENOME2』

(ジョシュの試合はハズレ無し、アングルとの対戦は実現するのか?) ■ 一寸先、いや各所でハプニングが発生!! 旗揚げ戦の『闘今BOM-BA-YE』といい、IGFはハプニングを大きな武器にしてきた。 今回の第3戦『GENOME2』でも、一部を除いてカードは当日発表…

NOAH 『Winter Navigation'07最終戦 小橋建太復帰戦』

(メインが始まる前から、まるで雪崩のような歓声が会場を覆った) ■ 「プロレスとは生きることと見つけたり」 昨年、腎腫瘍が発見され、選手生活はおろか、生命すら危ぶまれた小橋建太選手。 話を聞き、頭が真っ暗になり、少し前のイベントで小橋選手に会っ…

『ハッスル・マニア2007』

(大晦日にはゴールデン進出決定、このまま『ハッスル』は突っ走るのか?) ■ オープニングハッスル:川田ジャンボリー 試合が組まれてない川田利明の歌謡ショー、今宵は『ビューティフル・サンデー』 エキストラと共に歌い手である田中星児氏も登場。結局、…

NOAH『Autumn Navigation'07』日本武道館大会

(さぁ、12月の武道館は小橋建太復帰戦だ!) ■ “サモアン・サブミッション”サモア・ジョー、聖地降臨! NOAHの10月ツアー最終戦の武道館大会、試験会場から近かったので足を運ぶ。 とりあえず「小橋建太 来場」と3大タイトルマッチに間に合ったのでヨ…

小橋建太選手が12月2日の日本武道館大会で復帰!!

Winter Navigation'07最終戦、12/2(日)日本武道館にて小橋建太選手復帰戦決定! ということで、小橋さんがガンから1年半ぶりとなる復帰戦が決定した。 マット界も寂しい話題が多かっただけに、久々の明るいニュースとなったかな。 昨年12月に「必ず帰って…

新日本プロレス『NEW JAPAN GENERATION』相模原大会

(相模大野駅からバスで25分、会場は相模原市総合体育館) ■ 第1試合:AKIRA VS 石狩太一 レジェンド軍(仮)として参戦中のAKIRA選手、全日でも最近見てなかったな。 石狩選手も食らいつこうとしていましたが、要所ではAKIRA選手が優位な感じ。 最後はム…

06年−07年初頭:WWEのPPVを何本か見てみる

■ 『アンフォーギヴェン 2006』 何といっても注目は、エッジとジョン・シナのTLC形式*1のWWE王座戦。 王者・エッジはエジクリ時代からTLCは得意な形式なだけに、彼が俄然優位と思えた。 しかし「負ければスマック移籍」のシナの奮闘、そして最後はラダーから…

『GO!SHIODOMEジャンボリー』汐留街頭プロレス

(そういえば汐留の位置、イマイチ掴めないな) ■ 日本のプロレス熱は街頭からはじまった 戦後、放送開始がされたテレビ放送。当時の人気番組は二つ。 1つは野球、もう1つは力道山の活躍を映したプロレス中継である。 力道山時代から半世紀以上が経過し、今…

観戦:PRO-WRESTLING NOAH 『Summer Navigation '07』

(台風で心配されたが、何とか天気も持ちこたえた) ■ ジュニアタッグリーグ戦もクライマックス! 7月シリーズの最終戦、ノア初のリーグ戦の優勝チームが決定する。 また、パンチブラザーズの王座挑戦や三沢田上のベテラン同士の対戦など。 久々のノア観戦…

激生観戦:IGF旗揚げ戦『闘今 BOM-BA-YE』

(雨の両国、何が飛び出すやら…) ■ ずっとカミングスーンです!! 色々な意味で話題を集めた猪木の新団体・IGFの旗揚げ戦、冒険してきた。 実況席には辻さんと東スポの柴田さんという金曜夜を連想させる組み合わせ。 そして解説には猪木、まだカードが発表…

団体初:NOAH7月シリーズはジュニアタッグリーグ開催

日テレ杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦追加出場チームのお知らせ ■ 暑い夏、熱くなれ!NOAHジュニア!! 旗揚げ7年目にしてNOAHが初のリーグ戦を開催する、この意味は大きい。 何故なら、全日本出身者が多いNOAHでは開催を拒み続けてきたからである。

WWE:『レガシー・オブ・AWA』

■ 知られざるバーン・ガニア帝国の興隆 1970年代から80年代にかけて米国マット界の一大勢力であったAWA。 国際プロレスや全日本プロレスで活躍したAWAのレスラーは日本でもお馴染み。 そんなAWAという団体の知られざる繁栄と凋落の日々を描いたのがこ…

読了:柳澤健『1976年のアントニオ猪木』

■ 発見、再確認、再発見 筆者は『Number』などで執筆経験があって、今作が単行本デビュー。 内容はアリ戦を含めた、猪木が1976年に行った4試合前後含めた検証。 読み終えて、初めて知ったこと、再確認したこと、再発見したことがあった。

5・12:大森夢フェア前夜祭『大森お祭りプロレス』

(屋外でのプロレスには絶好の天気 / 女子プロ・バトルロイヤル何でもあり) ■ 大森駅前広場でDDTプロレス興業 夕方から研究科の懇親会があったのでメインまで見れなかったのが残念。 試合前の「ちびっこプロレス教室」「プロレス講座」もDDTらしい面白さが…